2024年3月16日 土曜日 (晴)
何時かは登って見たいと思っていた、旧大分百山の三宅山。山頂直下迄、車で行かれるという事でなかなか足が向かなかったが、やっと今日実行にうつつすこととなった。
記
1)三宅山(731.5m):大分県竹田市
竹田ICで降りて県道47号線で直入方面を目指していると、長慶バス停がある。この地点が第一番目の目標地点である。
直ぐ近くにこの標識があるので、田平方向の矢印へ車を走らせる。
里道を進んでいると田平集会所がある。後は道なりに上へ上へと登って行く。
途中で車を停めて歩いて登ろうかと思ったが、山頂直下迄車で来てしまった。ここの広場に車を停めて山頂に向った。
あっという間に山頂に到着。山頂にはテレビ中継塔が立っていた。
三角点と山頂標識はこちら。
山頂には祠がありました。
山頂からの眺望は? 霞がなければ最高だったのだが。こちらは祖母山系。
阿蘇山と根子岳も見えました。
くじゅう連山も見えましたよ。
眺望抜群の三宅山でした。
下山時、里道で花観察。ツクシショウジョウバカマが咲いていました。
丁度見頃かなぁ。
この株は真っ白の花を咲かせていた。
スズシロソウは群生していた。
スズシロソウはアブラナ科ヤマハタザオ科の多年草。 おっ!ここには春蘭が。
サクラソウも咲いていたよ。
三宅山では眺望を。里道では花観察を楽しむ事が出来た。
2)白水湿性花園
前回はミズバショウを観察していたので、今回はカタクリの花の観察であった。咲いていましたよ。
ちょっとアップで花観賞。良いね。
白水湿性花園でカタクリの花が観察できるので嬉しいね。ありがとうございます。
カタクリ(片栗)はユリ科カタクリ属の多年草。カタクリの花言葉は「初恋」「寂しさに耐える」 水芭蕉とシロバナネコメノソウ。
3)ユキワリイチゲ観察
ユキワリイチゲは見頃を迎えていた。
清滝で見たかった花はハシリドコロ。花芽が出始めていた。
間もなく開花する事だろう。
ほんの少し開きかけていた。 ハルトラノオは小さな蕾だった。
チャルメルソウは今季お初。 サバノオは見頃を迎えていた。
今季2度目の観察だった。5)権現山公園で歌碑・句碑巡り
長湯にある権現山公園に立ち寄る。
ヒメオドリコソウが沢山咲いていた。
桜が咲いていた。
山桜ではない様だ。
最初の歌碑は野口雨情。 久住山から夜くろ雨は長湯ぬらしに降るのやら
次は与謝野鉄幹の歌碑だった。
芹川の湯の宿に来て灯のもとに秋を覚ゆる山の夕立 次のどなたかなと思ったのだが万葉集巻第九の句だった。
明日よりは吾は恋ひなむ名欲山石踏み平し君が越えていなば 次も万葉集巻第九の句だった。 命をしまさくもがも名欲山岩踏み平し君が越えいなば
私の好きな種田山頭火の句碑に出会い嬉しかった。
まだ奥に家がある牛をひいてゆく 公園内を歩きながら歌碑を探していると大久保貞義の句碑。 芹摘みて冷えし手先を芹川の岸辺に湧ける湯にあたたむる 次は与謝野晶子の歌碑である。
蛾となりてやがてはここへ飛びて来ん芹川に添ふ小さきともし火 次も与謝野晶子の歌碑です。
湯の原の雨山に満ちその雨の錆の如くに浮かぶ霧かな 最後は花田比露思の歌碑です。
小夜ふかく耳傾けて聴くものか河鹿に似たれ遠田の蛙 歌碑・句碑は以上で次は公園内の風景です。頂には碑が二つありました。
キツネノカミソリの群生地もありました。
権現山公園の風景の一部です。
6)ながの湯付近にて
権現山公園から移動してアズマイチゲの観察に立ち寄る。一度観察していたが今回で2回目。
アズマイチゲは何度見ても飽きないね。
今日もありがとう。
アマナの花も咲いていました。
アマナの花言葉は「お天気屋」だったね。今日は晴で良かったなぁ。
以上
《編集中》