2018年 01月 05日 ( 1 )

古希を迎える!

2018年1月5日    金曜日

 今日、70歳の誕生日を迎えた。自分ではまだ若いつもりだが、やはり古希に到達すると何となく老いを感じるような気持ちになるのだが、まだまだ元気で山歩きを楽しみたい。

”古希(こき)とは、70歳のこと。 唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)「酒債は尋常行く処 に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。( しかし)七十年生きる人は古くから稀である)に由来する。”

  曲江 杜甫

   朝(ちょう)より回(かえ)りて日日に春衣(しゅんい)を典(てん)し
   毎日江頭(こうとう)に酔を尽くして帰る
   酒債(しゅさい)は尋常 行く処(ところ)に有り
   人生七十 古来稀なり
   花を穿(うが)つ蛺蝶 深深(しんしん)として見え
   水に点ずる蜻點(せいてい) 款款(かんかん)として飛ぶ
   伝語す 風光共に流転す
   暫時(ざんじ) 相賞して相違(たが)う莫(なか)れと


 篠田桃紅さんの「105歳、死ねないのも困るのよ」を読んでいたら、次の二つのことを勉強する事ができた。
その1
《芥川龍之介の詩「相聞」》
       また立ちかへる水無月の
       歎きを誰にかたるべき。
       沙羅のみづ枝に花さけば、
       かなしき人の目ぞ見ゆる。

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沙羅双樹の花

その2
《多くを持たないことの幸せ》
       そよ風に吹かれるだけで
       なんて恵まれているのだろうと
       感じることのできる幸せ。


《百人一首の学習》
43.逢見てののちのこころにくらぶればむかしは物もおもはざりけり  権中納言敦忠

《日本名言名句の辞典》小学館
1.人の生死・一生
“人生”
123)Iifeを斯くならねばならぬと考うるのは既にPrejudiceなり。Iifeはかくあるものなり。
*夏目漱石『断片』(明治四十三年)
●人生がこんなふうに「ならねばならない」ものと考えるのはすでに偏見に陥っている。人生はこのように「ある」ものである。一定の主義・イズムで人生に対するのは、人生の持つ多様性からみて誤っている。Iifeは、人生、Prejudiceは、偏見の意。

124)恐ろしきは真事、面白きは夢、可笑しきは現なりける。
*西沢一風『新色五巻書』(元禄十一年・1698)

125)人生の悲哀、その自己矛盾と云うことは、古来言い旧された常套語である。併し多くの人は深く此の事実を見詰めて居ない。
*西田幾多郎『場所的論理と宗教的世界観』(昭和二十一年)

《漢字の学習》
【読めそうで読めない漢字2000】 加納喜光 著
【例題】物を表すカップル漢字です。
1)檸檬   2)茱萸  3)瑪瑙  4)襤褸  5)髑髏  6)轆轤  7)醍醐  8)蜥蜴  9)鞦韆
10)喇叭  11)鶺鴒  12)玳瑁  13)萵苣  14)蟋蟀

【解答】
1)れもん  2)ぐみ  3)めのう  4)ぼろ  5)どくろ  6)ろくろ  7)だいご  8)とかげ
9)ぶらんこ  10)らっぱ  11)せきれい  12)たいまい  13)ちしゃ  14)こおろぎ

《今日の小さな歓び》
 篠田桃紅さんの「105歳、死ねないのも困るのよ」を読んだこと。

                                            以上
by tinnan1515 | 2018-01-05 18:20 | 思いのままに綴る日記 | Comments(3)