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一目山&みそこぶし山&涌蓋山に登る!

2019年7月31日   水曜日 

 ヤマサギソウは扇ヶ鼻で観察できたのだが、マイサギソウはまだ見た記憶がない。又、ヤマサギソウとマイサギソウの相違点も理解できていなかった。調べて見るとマイサギソウは距が捩じれ上がっている様子がサギが舞っているように見えるとの事であった。こうなるとマイサギソウを一日でも早く見たいという事で今日の山行となった。
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マイサギソウの距が捩じれ上がっているのを観察できた。
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ヒゴタイ公園にてヒゴタイ(平江帯)を観賞する。

                    記

【山行日】2019年7月31日  (晴)                                         
【山行先】一目山(1287.4m)&みそこぶし山(1296m)&涌蓋山(1.500m)
【山行者】単独 
【行動コース】八丁原登山口(7:05)~一目山(7:25/7:30)~みそこぶし山(8:28/8:30)~涌蓋山(9:501/10:15)~八丁原登山口尾平登山口(12:30)
【行動時間】5時間25分(休憩時間を含む)
【行動記録】
 マイサギソウが観察できる所を調べてみると、みそこぶし山周辺で見られる事が分った。久しく涌蓋山にも登っていなかったので、八丁原登山口から登る事にした。
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一目山、涌蓋山の登山口。
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一目山に向っているとヤマサギソウに出会った。これはマイサギソウではありませんね。
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一目山に着くも山頂からの展望は何も見えない状況だった。一目山の次に目指す山はみそこぶし山。一目山の登りと下りで登山靴が梅雨でビッショリになる。
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今度はマイサギソウかと思ったらヤマサギソウだった。
 上から照りつけられながらじわじわと暑さが厳しくなってくる。時折涼風を浴びるとほっとする。登山道の左右を注視しながら歩いていると?
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今度は三度目の正直でどうやらマイサギソウの様だ。ヤマサギソウとは明らかに違い事が分る。距が捩じれ上がっているではないか。
距とは
花の萼や花冠の基部近くから突出した部分。たとえばスミレ,ノウゼンハレン,ランなどにみられ,通常その内部に蜜腺があり,虫媒と関係がある。
マイサギソウ. 科名・属名; : ラン科 ツレサギソウ属; 特徴; : 草丈20~50cmの多年草。 最下部の葉は広線形で距が上に跳ね上がっていることが違いとされている。 ヤマサギソウの変種とされ、花も黄緑色でよく似ている。
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みそこぶし山を目指していると、今度はヤマサギソウだった。
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みそこぶし山が近づいてきたが、暑くてへばりそうになる。
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みそこぶし山に到着。もうここで引き返そうかと思ったのだが、気合を入れ直して涌蓋山に向かった。
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涌蓋山はまだ遥か彼方。
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途中でみそこぶし山を振り返る。この光景を眺めるのがお気に入りの一つ。
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4座目の女岳到着。ここまで来れば涌蓋山は目前に見えるのだが。
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白色のコバギボウシ。
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サイヨウシャジン(細葉沙参)も咲いていた。サイヨウシャジン(細葉沙参)はキキョウ科 ツリガネニンジン属の多年草。
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涌蓋山に着いた時は疲労困憊であった。暑さに体力を奪われてた様だ。
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山頂からくじゅうの山々を眺める。この後、一休みして下山開始。 登山口に着いた時はほっとした。

《ヒゴタイ公園》
 帰路、ヒゴタイ公園に寄りヒゴタイを観賞することに。ヒゴタイ公園は明日から開園である。
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ヒゴタイ公園は初めてであった。
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ヒゴタイ公園散策マップ。
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あっ!これはエゾミソハギ
(蝦夷禊萩)かな。
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カワラナデシコの色が艶やかであった。
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カワラナデシコの群生地。
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女郎花は見頃を迎えていた。
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オミナエシ(女郎花 )は、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。秋の七草の一つ。
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ヤマホトトギス(山杜鵑)は何度も見ているのでm次はヤマジノホトトギスに出会いたいと思っている。
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ヒゴタイはこれからが本番の様だった。
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ヒゴタイは、キク科ヒゴタイ属の多年生植物。 和名の漢字表示については「平江帯」(貝原益軒の大和本草)または「肥後躰」(肥後細川家写生帖)などがある。
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ムラサキヒヨドリバナ?

《一口メモ》
 今日はマイサギソウに会えたことが一番の収穫だった。


                                  以上

by tinnan1515 | 2019-07-31 20:25 | 山歩き | Comments(2)

Commented by 風来坊 at 2019-08-01 13:48 x
うすきハッピーリタイアメントさん、こんにちは。
ラン科のこの名仲間は同定が難しいですね。
私も秋駒でキソチドリと判断しましたが、未だに自信がありません。
花も前後左右をしっかり見ないといけませんし、葉も大事ですね。
いずれにしても厄介な花です(笑)
でも、良かったですね、違いが良くわかる株があって。
これも人徳か、持っているかのどちらかと思います。
暑い日が続きます、ご自愛下さいませ。
Commented by tinnan1515 at 2019-08-01 18:50
風来坊さん、こんにちは。
ヤマサギソウとマイサギソウの違いを、今回確認することができ嬉しかったです。
ヤマサギソウは株数が多い様ですが、マイサギソウは少なく感じました。
仰る様にラン類は似たような花が多く同定に苦労しますが、その分魅力もありますね。
昨日の山行は暑さに負けそうでした。
この時期の登山は早朝登山が基本ですね。
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