ヤッコソウ&ツメレンゲ!
2018年10月24日 (晴)
今日は山歩きを予定していたのだが、今日明日と葬儀のお手伝いがあり、急遽花散策に変更した。見たい花はヤッコソウとツメレンゲ。まだ少し早いのではないかと思っていたが予想が敵中した。
1)ヤッコソウ:熊野江神社(宮崎県延岡市北浦町)
熊野江神社は昨年に続き今回で2回目。今日は素晴らしい秋日和だった。
ヤッコソウの自生地はスダジイの林内に限られ、その根に寄生するがその姿がヤッコ(奴)に似ているのでヤッコソウと命名された。と書かれている。
花期は10月末から11月頃で、地表面に群がって生える。高さは3㎝程度で、全体白色、花茎の頂に花がつく。虫媒花で開花の時期を迎えると分泌液を出し、この液が発酵する匂いに昆虫が集まり、その昆虫を介して受粉を行う。宮崎県北では1965年(昭和40)年頃に、ここ熊野江神社叢で発見された。
先ずは熊野江神社にお参りしてから。お願いするのは孫の事ばかり(笑)
神社の裏手の山に少し登るとそこには沢山のヤッコウソウが。
ヤッコソウを良く観察すると花径のみでまだ開花前であった。
あと1週間もすれば開花することでしょう。もう一度出掛ける事にしましょうかね。
説明板に市振でも自生地が確認されたと書かれていたので市振神社に行って見る事に。市振神社ではお祭りの準備中であった。
境内にヤッコソウの説明板がありました。
2)ツメレンゲ:高平山(大分県佐伯市蒲江町)
里の駅 たかひら展望公園(高平キャンプ場)にある幸せの鐘。ここに車を停めてツメレンゲ観賞に。
アサギマダラが食事中。羽を広げたところを撮りたいのだが思うように広げてくれません。先を急ごう。
ここでは100万本のノジギク(野路菊)が見られるがまだ開花していなかった。
100万本の「のじぎく」を君のために! あなたと見たい100万本の野路菊を
サネカズラが色付き始めていた。
ツワブキの花にアサギマダラが止まっていた。
ツワブキは海沿いの草原や崖、林の縁に見られる常緑の多年草。
ハマナデシコ(浜撫子)が咲いていた。黄色の花の次はピンクの花、そして次の花もピンクだった。
ここでコシオガマに会えるなんて嬉しい出来事。また一つお花を楽しむ場所はを覚えることが出来ました。
これでコシオガマは今年最後かなぁ?
ツメレンゲがあるところに漸く到着。なんとなんと沢山の蕾。まずじっくりと観察するも開花前です。う~ん残念。
でもまだ少し早いかなと思っていたので仕方ないかぁ。
見頃は11月に入ってでしょうかね。
今日はそれなりに満足です。
アサギマダラとツワブキのコラボその1
アサギマダラとツワブキのコラボその2
アサギマダラとツワブキのコラボその3
たかひら展望公園から元越山がはっきりと見えたよ。
たかひら展望公園から車で降りかかるとなんとなんとノジギクが咲いていた。
一株の「のじぎく」を君のために!(笑う)
《一口メモ》
いつも勇み足の自分、今回も時期尚早であったが花巡りは楽しい。
以上
by tinnan1515 | 2018-10-24 16:35 | 山歩き | Comments(2)
こちらのツメレンゲの群生は凄いですね~!ビックリです。
見頃になったら凄いでしょうね!
英彦山の私の知るところは、岩峰の上なのですが下の方から鹿が登ってきて食べまくってしまいます。おかげで鹿のこれないところだけ、わずかに咲いているのでわずかしか観察できません。
ヤッコソウも見たことが無く、何時かと思っているのですがいかんせん遠く~
昨年、スズメバチがいませんでしたかね?(怖くて)^^;
数年前までは鋸山のツメレンゲを楽しんでいたのですが、昨年から高平山に変更致しました。
こちらの群生は見応えがあります。今回は蕾でしたのでまた出直しです。
英彦山のツメレンゲは開花が早いですね。
ヤッコソウは昨年が初めてでした。その時はスズメバチが飛んでいましたね。
今年はまだ蕾でしたので虫はいませんでしたが、ヤッコソウは虫媒花と言うことで開花したら虫が寄ってくると思います。