今年のミヤマキリソマの素晴らしさに感動しているのだが、まだくじゅう連山のミヤマキリシマは見ていなかった。そういう事で気になる天候予報は曇。今日のチャンスを逃したくなく赤川登山口に向かった。
天狗ヶ城の岩峰に咲くミヤマキリシマは圧巻だった。
白口谷分岐点から稲星山の斜面に咲くミヤマキリシマに感激。
記
【山行日】2018年6月7日 (曇)
【山行先】久住山(1786.5m)&天狗ヶ城(1780m)&中岳(1791m)&稲星山(1774m)
【山行者】単独
【行動コース】赤川登山口(7:30)~赤川登山道~久住山(10:20/10:40)~天狗ヶ城(11:25/11:30)~中岳(11:50/11:55)~稲星山(12:35/12:40)~中岳・南登山口分岐点(12:55/13:30)~南登山道~南登山口・赤川登山口分岐点(15:00)~赤川登山口(15:30)
【行動時間】8時間00分(休憩時間含む)
【行動記録】
赤川登山口を選択した理由は扇ヶ鼻も視野に入れていた事と、鳴子山のオオヤマレンゲも気になっていたからである。
扇ヶ鼻&久住山の分岐点に着くと迷ったもののなんと久住山に向かっていた。赤川登山道は崩壊の為通行禁止になっていたのだが解除になっているので、その様子の知りたかった。
赤川登山道から久住山を目指すのは数年ぶり。ここの木橋が懐かしく思い出された。
早速にベニドウダンとご対面。前日の雨で水滴が付着していた。
川のせせらぎや野鳥の囀りに自然の素晴らしさを満喫。蝉の鳴き声も聞こえていた。
レクリェーションの森林。久住の高山植物としてミヤマキリシマ、コケモモ、マイズルソウ、イワカガミが紹介されていた。
階段状の登山道はゆっくり歩き。意外ときついのである。
展望が開けた地点から阿蘇山と根子岳の雲海風景を眺める。
心配していた登山道の黒土は整備されていたお蔭で問題なく歩く事ができた。
岩峰に咲くミヤマキリシマ。ミヤマキリシマの生命力には驚く。
今日最初に目指す久住山が目前に見え始めてきた。
高度を上げるとぼちぼちコケモモが見られるようになって来た。
雲海に浮かぶ祖母山。オオヤマレンゲが咲く時期に登らなくてはと思っている。
新設されていた階路。
お蔭様で黒土に難儀することはなくとても助かりました。
このあたりが崩落箇所。
山頂の大きな山塊が見えてきたのだがなkなか足が進まない。
今日は差ほど息を切らすことなく山頂に着く。ゆっくりと歩いたのが良かったのかなぁ。ホットコーヒーをのみながら暫し休憩。さあ次の稲星山を目指し活動開始だ!
三俣山。なんとこの日にいーさんが三俣山に登っておられたとは。
天狗ヶ城と中岳を見て急にコース変更を思いつく。やはり九州本土最高峰の中岳に登らなくてはと。(笑)小さく見える由布岳は雲海の上に。
ここのミヤマキリシマは素晴らしかった。本当はこの地点から稲星山に向かうはずだったのだが、くじゅう連山は目前に山容が見えるのでついつい登りたくなる。
上のミヤマキリシマの光景をアップするとさらに迫力を感ずる。
天狗ヶ城を目指す。
矢印の中岳に向かって一歩一歩前進。
マイズルソウ。マイヅルソウ(舞鶴草)はスズラン亜科マイヅルソウ属に属する多年草。葉の模様が家紋の舞鶴紋に似ることから、舞鶴草という名がついた。
御池から久住山を振り返る。
天狗ヶ城の山肌も( ・∀・) イイネ!。
星生山は眺めるだけ。
今日2座目の天狗ヶ城。途中で水筒が落ちていたので拾って山頂に置きました。
三俣山に咲くミヤマキリシマも素晴らしい。
次に目指す中岳。手前のミヤマキリシマは美しかった。
余りにも美しい景になかなか足が進まない。でも同じような光景の写真が多い。(笑)
整然と並んで山頂を目指す団体の登山者。70名前後かなぁ?
山のお花畑に感謝感激。
九州本土の最高峰に到着。
中岳からの遠望。久住山と
扇ヶ鼻。御池があるので風景が一段と素晴らしい。
天狗ヶ城を振り返る。彼方に見える山は涌蓋山。
迫力満点のミヤマキリシマ。背景は大船山。
白口谷まで降りてきて稲星山を仰ぐ。
稲星山の斜面はミヤマキリシマの群生地。奥に見える山は白口岳。
稲星山の山腹から中岳を眺望すると山頂付近はミヤマキリソマのピンクに染まっていた。
平治岳の山頂もピンク一色だった。
稲星山に着いた時は鳴子山のオオヤマレンゲの事はすっかり記憶が薄れていた。
坊がヅルを眺めてから下山開始。
久住の高山植物で紹介されていたミヤマキリシマ、コケモモ、マイズルソウ。最後はイワカガミであった。
南登山口分岐点から登る稲星山のミヤマキリシマも素晴らしかった。
ホラね。
兎に角素晴らしいの一言。そして、この花に出会った。
いーさんがアップされていたミヤマオダマキはきっとこの場所のミヤマオダマキだと思った。
今季お初だったヤマオダマキはお気に入りの花の一つ。今日はこの花を見る事が出来たのでまんぞくまんぞく。
中岳・南登山口分岐点に着いたときはもう13時前。ここで昼食タイム。お握りを食べていると男性登山者の方が稲星山から降りられてきた。お話をしていると日本百名山を5年かけて踏破したことの事。自分は九州百名山は挫折しているのに凄い方がおられるものだと感心するばかり。
お腹が満たされ余裕が出てきたのか稲星山の山頂を眺めていたら10m先ほどに白い花が目に付いた。ここでやっと思い出した。そう言えばいーさんが白花のミヤマキリシマをアップされていたことを。
これまでピンク一色だったミヤマキリシマの中に白花が。やはり感激です。
この角度で白花ミヤマキリソマを楽しむ。でもこの光景がいいかなぁ。
最後のご褒美で白花ミヤマキりシマに癒された。これから南登山道を降り赤川登山口に無事に戻る事に専念するのみ。
クサボケ(草木瓜)の花に出会う。すぐそばにはこの花が。
ベニバナニシキウツギ(紅花二色空木)。
シロドウダンかなぁ?
南登山道は前日の雨で登山道が滑りやすい状態になっていて慎重に歩くので意外と疲れる。
この地点まで降りてくると歩きやすくなって来た。観音様に一礼して先に進む。
名称は分からないのだが手が沢山ある観音様。
猪鹿狼寺跡まで下山してきた。
南登山口と赤川登山口の分岐点。ここまでくればひと安心である。
15時半赤川登山口にゴールイン。
《一口メモ》
赤川登山道が整備されていたので大助かり。数年ぶりの赤川登山道はハードであったがとても楽しむことができた。
以上