空の公園(瀬平山)で見られるヒメイカリソウに逢いたくて、佐伯市米水津に出掛ける事にした。今日は空の公園から元越山までの縦走は予定していなので、自宅を出たのが午前8時半だった。
記
【山行日】2018年3月13日 (晴れ)
【山行先】瀬平山(282.5m)&石槌山(486.2m):佐伯市米水津
【山行者】単独
1)空の展望所
空の地蔵尊に行く前に空の展望所に立ち寄り風景を眺める事に。
先ずは空の展望所の景観図を見て鶴御崎半島、横島、間越を確認。
ではもう一度おさらいをしておきましょう。鶴御崎半島、横島、間越。
手前は居立と米水津湾。
空の展望所と桜。
桜をアップで見るとビューティフルだった。
芝桜は3分咲き?
今日の元越山は眺めるだけ。
芝桜のピンクの絨毯は美しいことだろう。
2)瀬平山
【行動コース】
空の公園P(10:35)~瀬平山~空の地蔵尊~空の公園P(11:35)
【行動時間】1時間00分(休憩時間含む)
【行動記録】
空の地蔵尊(瀬平山)は今回で2回目。前回は空の地蔵尊登山口からであった。
今日は日時計のある駐車場から出発する。山中に入ると海の風に乗ってあの独特な香り匂って来る。そうヒサカキの花の香りである。
瀬平山に向かう途中展望所から石鎚山を眺める。今日は石鎚山には登ろうと思っていた。駐車場に停めてある自分の車が見えていた。
元越山の登山口である米水津・色利浦地区と元越山を眺望。
このヒサカキの花の香りが漂っていた。
アサギマダラ休息所に咲いていたヒュウガミズキ。先日はトサミズキの鼻をを見ていたのでヒュウガミズキとトサミズキの違いがよく理解できた。
ラッパ水仙。青空に映えていた。
今季、コショウノキの花は幾度となく見ているのだがついつい立ち止まる。
この塔がある地点が瀬平山の山頂。それにしてもここまでヒメイカリソウらしきものは見当たらなかった。
午前11時山頂着。今日で2回目である。
蒲江の山々を眺める。
陸の先端に広がる海を眺めると何となく心が安らぐ。
自然を作り出す海水の色が面白い。
山頂から眺める米水津湾。イイネ~。
次は空の地蔵尊である。
空の地蔵尊に到着。先ずはお参りを済ませてから展望台に。
海水の変化を楽しむ。波が岩にあたり白に、その白色の海水が海中で白濁。そして元の海水の色に戻る。これは風がもたらした現象であった。
美しいの一言。
この桜は若葉が出ていた。桜の花をみると春うららと言った感じになる。うららと言えば先日読んだ本で知り得た大伴家持の”うらら照れる春日……”この先の句を忘れていたのだが、思い出された。最近は花の名前も忘れがちであるのだが老いを感じている。
うらうらに 照れる春日に ひばりあがり 心悲しも ひとりし思へば
空の地蔵尊登山口に降りてきた。すると白い花が目に付いた。
コショウノ木であった。このような大きなコショウノ木を見たのは初めて。
ほとんどの枝先で花を咲かせていた。
ジロボウエンゴサクは昨日見ていたので名前はすらすら出て来た。
空の公園、空の地蔵尊を一周してスタート地点に戻る。目的のヒメイカリソウには出会えなかったがのんびり歩きを楽しむ事が出来た。
3)石槌山
【行動コース】
3)石槌山登山口(11:45)~石槌山(12:20/12:25)~石槌山登山口(12:50)
【行動時間】1時間05分(休憩時間含む)
【行動記録】
まだ歩き足りない気分を解消するため、空の公園登山口から石槌山に登る事に。
今日は元越山までの縦走はさらさらなかった。
石槌山登山口を元気よくスタート。
縦走する時は大いに助かる標識。空の公園から600m歩いた地点。
海岸沿い特有の樹林地帯を心地よく進む。
先ほど歩いて来た空の公園。その先の横島、間越、鶴御崎半島を眺望する。
真っ赤は薮椿を眺める。ここのところ薮椿は何度も見ているのだがついつい立ち止まってしまう。
空の公園から歩く事、1.4Km。
この階段を登りきると石槌山は間近な筈だ。
12時20分、石槌山到着。山頂から眺望を楽しみ下山する事に。昼食は空の公園でのんびりとしたいと思っていた。
小さな石槌神社が祀られています。
春霞でなければ感激するのだが。
再び米水津湾を眺める。
空の公園幸せの鐘。1時間ちょっとの石鎚山山行を楽しむ事が出来た。
空の公園に時期外れのフジツツジが咲いていた。
キブシは今季お初。
《一口メモ》
ヒメイカリソウは又の機会になってしまったが、暖かな春日和を山で感じる事ができたので良しとしましょう。
以上