2017年4月25日 火曜日
今日は午後2時から法然上人御忌法要があるので参加する事にしている。と言う事で13時までは自由時間なので里山に遠足に出かける事にした。
目的はその後のキンランの様子を見たいためであるが、山頂でのんびりとお握りを食べるのもいいかなぁとの思いもあり午前11時過ぎより里山に向かった。
里山登山口に車を停めて歩きかけると直ぐに小さな花が目にとまった。小さな花であるがとても可愛らしいニワゼキショウ。ニワゼキショウ(庭石菖 )はアヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。
そして次はエビネランと春蘭のご機嫌伺い。まだ元気に咲き誇っていた。
エビネランはもう充分に楽しまさせていただいたので、5月半ば予定のサルメンエビネが待ち遠しい。
いつの間にか背が伸びていた春蘭。今年は何度も楽しまさせて頂きありがとう。
山頂を目指す途中でカキランの様子を確認し、キンランの咲く場所に向かった。キンランもいつの間にか多くの新芽が出ていた。でも気になるのはあの蕾、一昨日見たというのに今日も足繁く通う。
結果はご覧の様にまだ蕾の状態であった。でも、足を運んだお蔭で近くに咲いていたこの花を見ることができた。
鮮やかな黄色の花。でも名前が分からなかった。
調べるとサワオグルマ。サワオグルマ(沢小車 )はキク科キオン属の多年草。 分布と生育環境は 本州、四国、九州、沖縄に 分布し、日当たりのいい山野の湿原、水辺、耕作放棄水田、水田脇などに自生する。との事であった。まさか里山の麓でサワオグルマに会えるとはとてもラッキーであった。それにしても足を運ぶことが花に会えるチャンスを掴む様だ。
サワオグルマの茎と葉の形状。
山頂に向かう途中でホソバノアマナの群生地で花を愛でていたらこの花が咲いていた。
よく見かける花だが名前が分からなかった。
龍王山でお握りを食べながらつらつらと思うに、今日まで4日連続の花散策。いやはや花とおじさんになってしまった自分。他にやることはないのかと言っても、何もない現実に甘んじるしかないようだ。単純な自分はこれからも花詣でに邁進する事だろう。
ソクシンラン (ユリ科 ソクシンラン属). ソクシンランは関東以西の本州・ 四国・九州・沖縄、朝鮮南部、中国に分布する多年草。根生葉のみであり、ロゼットを 形成する。やせ山の明るい山道の側などに生育することが多い。
余りにも小さな花の為、残念ながらこれが限界。今後は拡大鏡を持参する事にしましょう。
最後のこのフデリンドウで。
《一口メモ》
今日の収穫はサワオグルマ。予期せぬ花に出会うと嬉しいものである。
以上