2017年4月18日 (曇りのち晴れ)
翁草とホソバノコバイモの花を見たので、次はシロバナエンレイソウを見たいと思い男池で花散策をする事にした。そして、4月4日に清滝で花散策したのだが山葵の花がまだ蕾だったので、こちらにも足を運ぶ事にした。
シロバナエンレイソウ (白花延齢草) 。 別名:ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)。ユリ 科 エンレイソウ属. 低地~亜高山帯の湿り気のある林内などに生え、茎の高さは20~ 40センチ。茎頂に直径3~5 センチの白色の花を1個つける。
1)男池での花散策
自宅を出たのは午前8時、この時点では空は雲に被われていた。今日は山頂を目指す計画はなかったので曇でも良いかと思いつつ男池に向かった。しかし、男池に着いた時は素晴らしい好天気に恵まれた。天気予報通りとなった。 (ギャラリー茶屋 おいちゃん家)に立ち寄り花の開花情報をお尋ねすると、シロバナエンレイソウは咲いているとのことだった。
おいちゃん家に咲いていた花。花の名前を教えて頂いたのだが忘れてしまった。
かくし水周辺までの花散策を予定。先ず最初はシロバナネコノメソウ(白花猫目草)。
バイケイソウが青々と生い茂っていた。
そして、今季お初の一人静。
男池の森の木々は芽吹き始めていた。
ユキザサも花蕾。開花したユキザサに会えないかな?
ツルシキミの花。
こちらはツルシキミは満開だった。
生命の木。
上を見上げたあとは下を見ながら。淡いピンクのスミレ。ふかふかの絨毯から顔を覗かせていた。
つい先日、ハルトラノオを見たのだが、ここのハルトラノオは迫力満点だった。
ハルトラノオ(春虎の尾)とは、タデ科イブキトラノオ属の多年草。別名、イロハソウ。
岩の上はハルトラノオで占領されていた。
ヤマシャクヤクの花蕾。まだまだ先の様だ。
ミツバコンロンソウ(三葉崑崙草)にも会えた。そして、今日本命の花!
やっと会えました。嬉しい!大きな葉の上にちょこんと小さな花。この花がシロバナエンレイソウ。ユリ 科とは、勉強になりました。
雪割りイチゲがまだ咲いているとは。ラッキー。
コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)。いろいろな花に会えて楽しいなあ。
ここにもシロバナエンレイソウが。花をアップで見ると。
このような可愛らしい花であった。
ムラサキエンレイソウもあるようだが、今回は出会い叶わず。
再びシロバナネコノメソウ。
迫力満点の巨木。
そして、こちらは鳥の足。これから男池名水の滝に向かう。
エイザンスミレだけは名前を覚えているのだが。この色合いに癒される。
一人静が大勢の仲間と楽しく語らっていた。
今日は本命のシロバナエンレイソウとの出会いがいっぱい。
もう一度じっくりと花の観察。
まってました。サバノオの花。惚れ惚れです。
ヤマエンゴサク(山延胡索)。
オオキツネノカミソリの大群生地。
この美しさには感動であった。
男池名水の滝。
滝の近くにひっそりと咲いていた一人静かに哀愁を感じた。
淡い紫色の菫。エイザンスミレの様な艶やかさはないが何となく心に響く色合いだった。
ついに出会ったササユリの一輪の花、諦めなくて良かった。
ネコノメソウ?
サバノオ。この花に会えて感激。あの小さな花がこんなに美しいとは。
こんこんと湧き上がる男池の湧水。
今日は沢山のシロバナエンレイソウに会えることができ嬉しかった。
男池での花散策は時間を忘れるほど熱中、そして楽しかった。
2)清滝での花散策
男池から清滝に移動しての花散策。その後のサバノオそして、新たな花に会えるのか興味津津だった。
先ずは若葉薫る清滝の風景から。
ヤマネコノメソウ (山猫の目草)。小さな茶色の粒はヤマネコノメソウの種かな。
おっ!白い花が咲いているぞ。ニリンソウだな。純白で清楚な花だった。
清滝でニリンソウが見れて良かった。
この花はイチリンソウ。
イチリンソウ(一輪草)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
茎葉は3枚が輪生し、鞘状の柄を持つ。小葉は3出複葉で羽状に深裂する。
木の枝に小さな花が咲いていた。木の名前は?
終盤を迎えた様なシロバナネコメノソウ。
この花の蕾は名前を知らないのだが。
サバノオの花を一つも見かけないと思っていたらサバノオになっていた。
本当に花の命は短いものである。でも、生命を残そうとこのような姿に。
ここには白色の菫が咲いていた。清楚な菫も良いな。
コチャルメルソウ(小哨吶草 )は、ユキノシタ科チャルメルソウ 属の多年草。花の時期が終焉か。
この花を見るために清滝に来たのだが会えて良かった。山葵の花。
ワサビ(山葵)は、アブラナ科ワサビ属の植物。
こちらは咲き始めの山葵。
イワタバコの葉っぱ。それにしても清滝では色々な山野草が楽しめそうだ。
ヤマルリソウもいっぱい見ることができた。
このヤマルリソウはやゃ白っぽかった。
ニリンソウ(二輪草)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 。春山を代表する花のひとつ。
ニリンソウの花言葉の由来。花言葉の「友情」「協力」「ずっと離れない」は、ひとつ茎に仲よく2輪の花を咲かせることにちなみます。
《一口メモ》
男池と清滝で花にどっぷりと浸かることができ至福の時間帯であった。花に魅了されたり、癒されたりと自分の生活は花との縁が切れそうにない。
以上