月初めに自宅にいるときは必ず図書館に行く事にしている。何故ならば新刊本が並べられるからである。今回は五木寛之さんの『青春の門 第八部 風雲篇』を予約した。
さて、今日の本来の目的は大岩に咲く山桜の観賞であるが、自宅から眺める大岩の山肌は徐々に色ずき始めていたので、山頂で見る事にした。
大岩の山肌が白く染まるまでには至らず三分咲き程度であった。
白石山の一本桜は満開見頃。
記
【山行日】2017年4月1日 (曇りのち晴れ)
【山行先】大岩(223m)&白石山(391m)&トギシ山(410m):大分県臼杵市
【山行者】単独
【行動コース】
1)大岩:駐車場(10:45)~大岩(11:10/11:25)~~駐車場(11:45)
【行動時間】1時間00分(休憩時間む)
2)白石山&トギシ山:田中公民館(12:45)~一本松分岐点(13:40)~白石山(14:25/14:35)~トギシ山(15:05)~:田中公民館(15:45)
【行動時間】3時間00分(休憩時間む)
【行動記録】
1)大岩
登山口に辿り着くまで図書館と知人宅に寄りやっと大岩臨時駐車場に着く。駐車場には1台の車が停められていた。
臼杵市東海添にある登山口。住宅地の中を通るので分かりづらいのだが、登山口からは要所要所に標識がありスムーズに山頂まで登れる。
大岩入口から登り始め。
皆仲良く一列に並んで歩きましょう。
途中で山桜に出会う。頭上を見上げると山桜が咲いていた。
山中にある石積み。この地に何を栽培していたのだろうか?
竹林地帯を抜けると間も無く大岩。
大岩間近で山桜を仰ぎ見る。
大岩。海の向こうの小高い山が三角台の尾根。そして、その奥が白石山からトギシ山の尾根。左の高い山は九六位山(くろくいさん)。山桜を見る前に山頂からの市街地眺望。
臼杵城址公園、仏舎利塔、自分が住んでいる住宅地も見ることができた。
山頂には”絆”の石碑。《あの日を忘れない》。自分にとって《あの日を忘れない》事とは何?沢山ある様だ。
楽しみにしていた山桜の開花は三分咲き?やはり自宅から眺めた光景は、山肌が白く染まっていなかったのでこの程度かも知れない。でも、一つだけ楽しみにしていたあの花は見事に開花していた。
ピンクの花が鮮やかなイワツツジ?
岩の間にしっかりと住みついているイワツツジ。この花を見られて満足。
山頂に咲いていた菫。
大岩の山桜はあっという間に終わったので次は白石山の一本桜を見に行く事にした。一度自宅に戻り昼食を済ませて再び山歩きに出かける。
2)白石山&トギシ山
3月24日に白石山の一本桜の様子を見に行った時は一分咲きだったが、あれから1週間経過しているので期待大であった。
今回のコースは田中・山口地区から白石山を目指す。真正面に見える山が白石山。早朝は雲に覆われていたのだが、すっかり青空になり絶好の山日和になってくれた。
山路にたどり着く前にウマノアシガタを見る。
まだまだ車道歩き。菜の花の黄色と空の青色が素晴らしい。昨日の雨が信じられないと言った感じであった。
カキドオシが咲き誇っていた。そして、この周辺は群生地だった。
何となく好みの花。群生地に咲くカキドオシを眺め北叟笑む。
ふきのとう。ふきのとう味噌も美味しいよ。
あっ!つくしショウジョウバカマがこんなところに咲いているとは。なんとなんと嬉しい出会いであった。やはり登山コースを変更して良かった。
山路歩きはやはり心地よい。
山中に咲く山桜を見ながら一本桜のある地点を目指す。
途中でイチヤクソウを見るも蕾は確認できなかったが、ミヤマウズラは元気に育っていた。
一本松登山口分岐点に着けばあとひと頑張りだ。
ここにも山桜。今日は期待できそうだ。
やっと着いた一本桜のある地点で最初に見たのはこの山桜。津久見島を背景に先ず一枚。
この山桜が白石山の一本桜。この光景を見ると生きている事に喜びを感じる。まだまだ長生きをしなくてはと思うのである。
白い清楚な花びらが素晴らしい。
満開でしょ。
大きな幹であった。
一本桜と津久見島。
一本桜を眺めながらのコーヒータイムは至福のひと時であった。
一本桜の観賞を終えて山頂に向かう登山道にハルリンドウ。全開時よりもやゃ成長した様な感じ。登山道にあるので踏まれないかと心配である。
今日の山頂からの眺望は青い海、青い空で心が満たされた。
こんな感じ。
白石山からトギシ山に向かう尾根歩き。ハルリンドウがないかと期待していたのがひと株も見ることができなかった。
今日は白石山から懸命に歩いたので30分でトギシ山に着く。直ちに下山開始。山頂から駐車場まで黙々と歩いた。
《一口メモ》
今日の歓びはなんと言っても白石山の一本桜で決まり。里山歩きを決断して本当に良かった。
以上