人気ブログランキング | 話題のタグを見る

朝の読書で「疚しい」を学ぶ!

2016年9月27日    火曜日 

山歩きに出かけない早朝は午前4時過ぎより読書するが、いつの間にか目が閉じている時がある。今読んでいる本は奥田英朗さんの『家日和』。主人公の正春と同僚の酒井との会話がある。

” ビールを一本だけ注文して、二人で飲んだ。お新香をぽりぽりと噛む。
「おれな」、内心は疚しかったんだと思う」酒井がぽつりと言った。
疚しい?」
「ああ、これが外で飲んだりマージャンをしたりだったら、いつもの通りのことだし、堂々としていたんだと思う。でも、会社帰りに同僚の家で遊ぶっていうのは、女房に悪いって気持ちがどこかにあったんだろうな。だからはっきりとは言わなかった。残業とか、接待とか、そういううそをついた」”

 実はこの会話中に出てくる「疚しい」が読めなかった。会話のくだりを読み進めばわかる筈だがどうしても思い浮かんでこなかった。

 こうなると気になり始め「疚しい」を調べる事にした。パソコンを立ち上げIMEパッドで調べると【やまし・い】との読みだった。
やまし・い【×疚しい/▽疾しい】
1 良心がとがめる。後ろめたい。「何も―・いことはしていない」
2 病気であるような気がする。気分が悪い。
3 不満やあせりを感じる。もどかしい。

 後で思えばなんだということになるのだがとても勉強になった。

《漢字の学習》 
【読めそうで読めない間違いやすい漢字 】 出口宗和 著
朝の読書で「疚しい」を学ぶ!_e0272335_7593583.jpg

1、第一章 恥をかかないための入門編
【問題】誤読の定番 弐                                                
1)華奢 2)奥義 3)直截 4)流布 5)悪寒 6)凡例 7)内裏 8)病葉
9)境内 10)罹災 11)女犯 12)台詞 13)石女 14)一入 15)方舟  
               
【解答】
1)きゃしゃ 2)おうぎ 3)ちょくせつ 4)るふ 5)おかん 6)はんれい 7)だいり 8)わくらば
9)けいだい 10)りさい 11)にょぼん 12)せりふ 13)うまずめ 14)ひとしお 15)はこぶね

《今日の小さな歓び》
 朝の学習。

                                            以上

by tinnan1515 | 2016-09-27 08:40 | 思いのままに綴る日記 | Comments(2)

Commented by 山沢周平 at 2016-09-27 20:37 x
うすきさん、こんばんは。
うすきさんの以前の記事を読んで、
鋸山の「チャボツメレンゲ」を見たいと思い、
25日の日曜日に国東に行ってきました。
ところが、じっくりと探すつもりでしたが、
途中で雨が強くなってきて、撤退の羽目になりました。
帰ってから気づいたのですが、前日に行かれてるんですね!
しかも、素晴らしい「チャボツメレンゲ」もゲットされてます。
とても羨ましかったです。(笑)
また、次の機会にリベンジをと思っています。

Commented by tinnan1515 at 2016-09-30 16:03
周平さん、こんにちは。
野暮用で3日間留守に致しておりましたので失礼致しました。
鋸山は24日でした。周平さんは25日との事。
途中で強い雨に遭われた撤退されましたことは的確な判断でございましたね。「チャボツメレンゲ」がある場所は岩峰歩きの所ですから晴天の日がよろしいかと思います。
今度是非リベンジを果たして下さいませ。
名前
URL
削除用パスワード