今年もイワギリソウに会えました！鋸山（田原山）

2014年6月10日　　火曜日　　曇り　

　昨年の6月12日、鋸山にて初めてイワギリソウに出会い感動してから早1年経過。今年も気になりながらもミヤマキリシマやその他の花に目が向いていたが、いーさんのブログでイワギリソウが咲いていることをキャッチする。今日の天候を気にしながら早速に出かけることにした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記　

【山行名】鋸山（田原山）（542ｍ）＆由布岳（東峰）1580m
【山行者】　単独
【山行コース】
1）鋸山（田原山）
駐車場発（5：50）～大観峰 (6：28/6：35)～八方岳(6：48)～熊野磨崖仏分岐点（8：00）～駐車場着（8：28）
【行動時間】2時間38分（休憩時間含む）
【行動記録】
鋸山登山案内図を確認し5時50分スタート。どんよりとした曇り空であるが雨の方は午前中まで大丈夫だろうとの願望であった。
メインルートの大観峰コースに進みました。
伐採のため登山道が開放的に。日差しは無いものの蒸し蒸しで汗が早くも滲み出る。
八方岳・大観峰に向かいます。
伐採された檜や杉の香りが匂ってきました。晴れの日は暑いでしょうね。
雫石周辺の光景が激変していました。
南尾根・大観峰の標識。まもなく大観峰です。
6時28分大観峰着。見渡す光景はガスのため何も見えませんでした。ラジオ体操の歌を聞きながら小休止。
大観峰でツメレンゲを見たのは初めてでした。ツメレンゲを見たことでほんわか気分、次に向かうは八方岳。鎖場の所に今日の主役のイワギリソウがあるはずだが。
ここの鎖場です。果たして？
今年もイワギリソウに会うことができました。
イワギリソウは日当たりの悪い崖地の岩上に着生する。まさにその通りでした。
八方岳はガスの中。最初のイワギリソウはまあまあだったがこれから期待できる場所が数箇所あるはずだ。
登山道周遊コースに進みました。
二つ目の場所に咲いていたイワギリソウ。
ここでは既に枯れかかった花もありましたが、全体的に終盤の様相を呈していました。
周遊コースの圧巻は岩稜尾根歩きです。岩には名称が付けられていますがここは股覗き岩です。岩稜線ではヤマツツジが楽しめました。
ここは小松岩
岩尾根歩きは慎重に。緊張しますがヤマツツジを見て息抜きです。
経岩越に進みました。
経岩から駐車場が見えます。
無名岩に行く前にイワギリソウをたっぷりと楽しみました。





イワギリソウに満足でしたがうつぼぐさのぽつんぽつんと開いている花びらも可愛いではありませんか。
無名岩です。
そそり立つ岩稜にヤマツツジが咲いていました。（無名岩に立ちて）
花芽の赤と開花した白のコントラストが綺麗でした。
今日は熊野磨崖仏はパスです。駐車場に向かいました。
最後は見返り岩です。ここから一気に下山です。
駐車場着8時28分。心配していた雨もなくイワギリソウを堪能できた。このまま帰宅するのもまだ早いしもったいない。天気予報では雨は夕方からと。そうだ由布岳のイナモリソウの開花状況を見たいという事で由布岳に向かいました。


2）由布岳（東峰）往復
　正面登山口 （10：15）～合野越（10：47）～マタエ～（11：52）東峰（12：06/12：15）～合野越（13：08）～正面登山口 （13：35）
【行動時間】3時間20分（休憩時間含む）
【行動記録】
正面登山口に着くと駐車場はほぼ満杯。このような天候の中で登山者が多いのにはちょっと吃驚でした。自分には遅い出発時間であった。願うは雨が降らないことのみである。今日のコース正面登山口から後は成り行き任せという事で。
由布岳の山頂はガスで隠れたままでした。
合野越に咲いていたヤマボウシ。目的のイナモリソウの開花はなかったような。

ミヤマキリシマもまだ咲き誇っていました。
マタエに着くまでに20数名の下山者の方とお会いしましたが、山頂はガスと風だったとの情報を頂いた。マタエはガスと風であった。ここから東峰に向かいました。
ミヤマキリシマもこのガスではどうにもなりませんね。
東峰に12時06分着。ガスで眺望は全くダメ。お鉢巡りは問題外で早々と下山しました。
絶好のポイントだと思いますが残念です。
下山途中で飯盛ケ城をを楽しみましたが、心配していた雨は大丈夫でした。
イナモリソウはまだ蕾でした。
開花はまだ先のようですが確認できただけで良しとしましょう。
今日の由布岳は頂きを見ることができなかった。

《一口メモ》
　イワギリソウは終盤のようであった。由布岳のイナモリソウは開花までにしばらく時間がかかりそうだ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上