2012年10月10日 水曜日
連休最後の山行は英彦山。朝倉から陶器の里小石原を通り英彦山登山口まで走る。今日は民陶祭最終日で日中は車の混雑が予想されるが早朝なので快適な走りだ。目的地の駐車場に午前6時着。今日の展開に心を弾ませ一歩を踏み出した。
記
【山行日】2012年10月8日 月曜日 晴れ 登山口温度 13℃
【山行名】 英彦山1200m
【山行者】 1名
【山行コース】別所駐車場6:30~奉弊殿~玉屋神社分岐7:20~
玉屋神社7:45 /7:55~鬼杉8:45/8:50~南岳
10:00~英彦山神社・中岳10:10/10:30~北岳
11:00~望雲台11:50/12:05高住神社12:20/
12:55~別所駐車場13:50
【行動時間】7時間20分(休憩時間含む)
【行動記録】
奉弊殿まで石の階段が続きました。
広瀬淡窓の詩碑がありました。
「彦山詩文」
奉弊殿にて参拝。衣服調整、トイレを済ませ気合を入れて歩きました。
玉屋神社・鬼杉コースへ進みます。
九州自然歩道の案内図を確認しておこう。
奉弊殿は森閑とした中に佇んでいました。
玉屋神社を目指します。
なんとなんとアケボノソウさんです。ここでお逢いできるとは嬉しいですね。
玉屋神社。ゆっくりと休みたい雰囲気を醸し出しています。
日本の三霊水。
霊水が滲み出ていました。
オタカラコウ。まだ元気そうでした。
山路が荒れていました。今年は各地の山路がこんな状態に。
牛窟があります。
ここの岩場です。右の大きな木が鬼杉です。
樹齢はおよそ1200年。木の周囲は12.4mの巨木です。
堂々と天高く聳えていました。
大南神社。本日二つ目の神社です。
英彦山神社の末社だそうです。
南岳に間もなく到着です。
この岩が材木石です。
火山で噴出したマグマと書かれています。
白い茸が沢山生えていました。
鎖場がありました。大きい鎖が取り付けられています。
南岳です。
英彦山神宮。歴史を感じますね。
中岳。
英彦山山頂。避難小屋で軽食、そしてしばし歓談、山談話は情報交換の場楽しいひと時である。
心地よい山路でした。
西日本有数のブナ美林との標識。
本当にうっとりします。素晴らしい。
自然の恵みに感謝。林床にはクマイザサ、勉強になりました。
喜んでいると朽果てたブナ、自然の摂理に逆らうことはできないようです。
振り返ると中岳・南岳が間近に見えます。
北岳に到着。ちょっと淋しい雰囲気でしたがここは聖地でした。
網囲いの中に石祠があります。
磐境(禁足地)でした。
遠くにダム湖が見えました。
高住神社まであと900m。
溶岩の壁
見上げると大きな岩壁でした。周囲にはダイモンジソウがいっぱい咲いていました。
湿った岩場に自生していますね。
「救世安民」の石碑 。ここから石畳の階段を下ります。
景色を堪能しながら足元にも注意。
岩には苔がびっしり付着し
ていました。
シオジ林です。
望雲台に向かいます。
第一関門です。
岩肌にはダイモンジソウが。
もう大満足です。
断崖絶壁、高所恐怖症の方は立ち上がるのが厳しいようでした。私は鎖をしっかり掴んでいました。この切り立った岸壁をクライミング登るそうです。
豊前から平尾台まで見渡せる素晴らしい所でした。
小さな花でした。
英彦山は400万年前の火山活動で誕生。
イワタバコ、イワギボウシが確認できました。
高住神社です。
豊前坊・高住神社には五つの神様が祀られています。
大天狗の霊水を頂きました。霊水がお持ち帰りできるようです。ペット容器も準備されていました。
神牛。物忘れがひどいので頭部を撫でさせてもらいました。
休憩所には焚火、そして、
無料の紅茶がふるまわれていました。温かい飲み物を疲れを癒してくれます。
栃の実のつぶて颪や豊前坊
橡の実のつぶて颪や豊前坊
橡の実の落ちつくしたる静かさに」 風袋子
高住神社のひと時を満喫し、別所駐車場に向かいました。
この指導標を確認するが
困惑する。下山者のお方に尋ねたところ目的地が同じ別所駐車場だったのでご同行させて頂いた。
この案内図を見れば良かったのだが。
石畳の山路を歩きます。
ご同行して頂いたお方は中間市からで英彦山にはよく登られているとのことでした。
青年の家です。
山頭火
山頭火も英彦山を歩いたのですね。
あと1.3㎞となりました。
スキー場。ススキの大斜面に圧倒されました。
もう間もなく駐車場です。
山路が荒れに荒れていました。
ぐるっと廻って駐車場に無事に着きました。中間市の登山者のお方、高住神社からご同行頂きましてありがとうございました。
≪一口メモ≫
周回コースは神社参拝、鬼杉、望雲台、句碑、花、ブナ林等々見所がいっぱい。好天気にも恵まれ楽しい山歩きとなった。次に登るときは高住神社を起点に周回コースを挑戦してみよう。
以上