読書、書を詠った漢詩・俳句!
2012年10月1日 月曜日
今日から10月、今日は何の日を調べてみたら下記の通りであった。
法の日(最高裁判所1960)、都民の日(都庁文化事業課1952)、中国国慶節、共同募金、衣替え、酒造年度始め、コーヒーの日(全日本コーヒー協会1983)、日本酒の日(日本酒造組合中央会1978)、印章の日(全日本印章業組合連合会)、デザインの日(通産省)、万国子供の日、人工衛星第一号の日、ネクタイの日(日本ネクタイ組合連合会)、労働衛生週間、十五夜、省エネルギーの日(毎月)。
なんと盛りだくさんあるがコーヒーの日は記憶に留めておきたい。
前置きが長くなったが読書の秋に因んで、読書に関する俳句と漢詩を調べてみた。
記
1、漢詩
冬夜読書 菅 茶山
雪は山堂を擁して 樹影深し
檐鈴動かず 夜沈沈
静かに乱帙を収めて 疑義を思う
一穂の青灯 万古の心
2、俳句
①紫苑活けて机に向ふ読書哉 正岡子規
②秋の風 書むしばまず 成にけり 与謝蕪村
③書架の本抜けば秋立つ匂ひかな 石川空山
《一口メモ》
冬夜読書はこの時期になると思い出す。好きな詩である。
漢詩の本をめくっていたらこの漢詩に巡り合えた。山の詩にであえると嬉しい。
魯山の山行 梅尭臣
適(まさ)しく野情とかない
千山 高く復た低し
好峰 随処に改まり
幽径 独り行きて迷う
霜落ちて熊は樹に升(のぼ)り
林空しく鹿は渓に飲む
人家 何許(いずこ)にか在る
雲外 一声の鶏(にわとり
以上
by tinnan1515 | 2012-10-01 16:37 | お気に入り俳句・漢詩 | Comments(1)