今日は何の日?
2012年9月19日 水曜日
今日は何の日をラジオで聞くと正岡子規の忌日と放送していた。
正岡 子規は1867年10月14日(慶応3年9月17日) - 1902年(
明治35年)9月19日)日本の俳人、歌人、国語学研究家。34歳の
若さでこの世を去っている。
辞世の句「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」「痰一斗糸瓜の水も間に
あはず」「をとゝひのへちまの水も取らざりき」より、子規の忌日9月
19日を「糸瓜忌」と言うそうです。
この中の句では「痰一斗糸瓜の水も間にあはず」は心に残っている
句です。
記
正岡子規の名句といえば「柿食えば、鐘が鳴るなり、法隆寺」でしょう。
以下は私のお気に入りの句です。
1、俳句の部
●暑い日は思ひ出せよふじの山
●君を送りて思ふことあり蚊帳に泣く
●山々は萌黄浅黄やほととぎす
●秋風の一日何を釣る人ぞ
●旅の旅又その旅の秋の風
2、短歌の部
●かめにさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり
●赤き牡丹白き牡丹を手折(たお)りけり赤きを君にいで贈らばや
●くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
了
by tinnan1515 | 2012-09-19 13:50 | お気に入り俳句・漢詩 | Comments(0)