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里山のコクランは蕾だった!

2018年6月18日   月曜日 (曇のち雨)

午前中、ワサダタウンへ。前々から家内との約束事であった孫の買物である。日に日に成長する孫の写真や動画を見ると可愛いばかりで、服をプレゼントしたい気持ちになる様だ。

 さて前置きはこのくらいにして、先日の大崩山山行の疲れもかなり回復の兆し。体を慣らすために今日は里山歩きに出掛ける事にした。

 午後1時半過ぎ自宅から歩いて龍王山に向かう。この時期になると熊崎川の川べりにハマナデシコが咲く筈だが。
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ピンクのハマナデシコがすでに咲いていた。
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ハマナデシコ(浜撫子)は、フジナデシコ(藤撫子)とも呼ばれるナデシコ科ナデシコ属の多年草。海岸の崖や砂地に生育する。
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白花のハマナデシコも咲いていた。
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ピンクのハマナデシコの近くに咲いていた白花のハマナデシコ。
 
 ハマナデシコを見ることが出来たので気分も和らぐ、ただ残念だったことは曇り空だった事。山路に入り今日の目的の花、コクランのある場所に向かう。
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6月9日の時点ではまだ花蕾は見られなかったが。今日は黒い花蕾を見ることができた。月末までには開花することだろう。
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カキランは既に枯れ始めていた。
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カキランの近くに咲いていたキンバイザサを見ることができラッキー。
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オオバノトンボソウの小さな花が開花していた。

 龍王山でヤマモモの実を食べると甘酸っぱくて美味であった。次に向かう山は三角台。ここに咲いているオカトラノオの成長が楽しみであった。
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前回見た時よりも開花が若干進んでいた。

 この後は周回コースで自宅に戻る。途中で雨が降り出したが直ぐに止む。約2時間半の里山歩きで花を楽しむことができた。

《追記》
 6月16日に海岸に咲く花散策に出かけた。
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海岸の砂浜に咲いていたハマカンゾウ。
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ノカンゾウ 、 ヤブカンゾウの仲間で、名前のように海岸性の植物。葉が細いのが他のカンゾウの仲間との違い。
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ハマナデシコも咲いていた。 


                                           以上

# by tinnan1515 | 2018-06-18 19:55 | 山歩き | Comments(2)

大崩山のササユリに感動!

 ササユリが咲く時期になると大崩山に出掛けるのが楽しみな一つ。もう一つの楽しみは岩峰群の景観が素晴らしいことである。どこの山でも天候と睨めっこであるが、特に大崩山は徒渉地点や岩場歩きが多いので晴れの日を選択しているのだが、今回は幸いにして天候には問題なく16日を山行日と決定した。

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やゃピンク色が濃い目のササユリ。そっと鼻を近付けると強いユリの匂いを放っていた。
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坊主尾根コースに咲いていたササユリ。

                      記

【山行日】2018年6月16日  (晴)                                         
【山行先】大崩山(1644m):延岡市
【山行者】単独 
【行動コース】大崩山登山口(5:00)~大崩山荘(5:35/5:40)~徒渉地点(6:05/6:10)~袖ダキ(7:55/8:15)~乳房岩~下湧塚~中湧塚~上湧塚~坊主尾根&大崩山分岐点(11:20)~大崩山(12:25/12:55)~小積ダキ(14:00/14:10)~坊主岩~徒渉地点(16:25/16:30)~大崩山登山口(17.00)
【行動時間】12時間00分(休憩時間含む)
【行動記録】
 登山口スタートを午前5時を想定し自宅を出たのが午前2時前。前日の車中泊も検討したのだが、今回はどうもその気分になれなかった。
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登山口に着くと既に数台の車が停めてあった。登山準備を終えて登山届に記入し予定通り午前5時のスタート。今日のコースは湧塚尾根から坊主尾根を歩く予定。
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一番気になるのは徒渉地点の水嵩。コンパスの短い自分は徒渉に苦労する。やゃ下手の方から徒渉することが出来一安心。袖ダキを目指して静かな山中を歩く。
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雰囲気は素晴らしいのだが段々と息遣いが激しくなってくる。
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袖ダキに着いた時はほっとする。袖ダキから眺める下湧塚の素晴らしい景観に体が休まる。
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真向かいに立ちはだかる岩峰は小積ダキ。小積ダキに咲くササユリが楽しみである。袖アキでゆっくりと疲れを取り次に向かった先は乳房岩。
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乳房岩に立ち寄り景観を楽しむ。
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彼方に見える岩峰は坊主岩?。
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下ワク塚に進む。
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下ワク塚?
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今日最初のササユリは岩峰の草叢に咲いていた。このササユリは登山道に咲いていたので近くで見ることができた。早速に匂いを嗅ぐと良い香りがプ~ンと匂ってきた。
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岩の隙間に生えていた幼木のヨウラクツツジ。
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青空の中に威風堂々と聳え立つ中ワク塚。
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中ワク塚から上ワク塚を眺める。
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ここにも綺麗なササユリが咲いていた。今日はこの花がメインだから心も踊る。
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中ワク塚の方へ。
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上ワク塚基部。周り込み岩峰の上に登るとササユリが咲いていた。
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この岩峰でササユリを見るのは初めて。
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イイね。
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今日はワク塚尾根を歩き坊主尾根から下山を考えていたのだが。実はこの時点でかなり体力を消耗していたのだが、ついつい欲が出て山頂に向かう事に。
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のろのろ歩きで石塚にやっと着く。山頂まで5分にホットする。
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山頂に着いた時は12時を過ぎていた。この山頂で田中陽希さんと出会ったことを思い出しながらおにぎりを食べる。随分と時間が下がってしまったが、下山路は難所があり安全を心がけて歩く事にした。
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コナスビの花を撮る余裕はまだ残っていた。
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葉が小さいからコバノタツナミ。
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この地点から坊主尾根コースに向かう。
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楽しみしていた小積ダキのササユリは既に枯れ始めていた。なにしろここの頂きは陽当たりが良いので開花が早かった様だ。
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象岩下のトラバース地点も確認できた。
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小積ダキから坊主岩の登山道には幾つもの梯子があるコース。でもササユリが多く見られる登山道でもある。少しばかり見頃が過ぎたササユリ。このような幾つもの花が咲いている花に出会うと嬉しいものである。
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なかなか足が進まない。
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何しろ目前で見ることが出来るのが嬉しい。
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岩峰を梯子とロープで下降する。
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まだまだササユリが楽しめる。
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クロカミシライトソウを今年も見ることができた。
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坊主岩が段々と近づいてきた。
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梯子場の難所が続く。
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本日最後のササユリ。ササユリさん、今日は大いに楽しむことが出来ました。ありがとう。
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この地点に降りてくると気分も安らぐ。徒渉地点まで頑張って歩かなくては。
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梯子場はもうないかと思っていたがまだあった。
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ここを徒渉すれば大崩山荘だ。
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時間はかかったがやっと登山口に戻る。お疲れ様でした。

《一口メモ》
 ササユリのお蔭で何とか歩き通すことができた。それにしても大崩山は魅力ある山だった。


                                           以上

# by tinnan1515 | 2018-06-17 16:30 | 山歩き | Comments(8)

今季お初のオオヤマレンゲは祖母山で!

 この時期になると見たい花はオオヤマレンゲ。各地からのオオヤマレンゲ開花情報を目にすると、自分も一日でも早く見たいとの気持ちが高ぶっていた。

 祖母傾最新情報でオオヤマレンゲが咲いていることを知り得たので、晴れの日をマークしていたら6月13日が晴れマーク。この日を逃したくなく祖母山山行を決行した。
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9合目小屋付近はオオヤマレンゲの群生地。お気に入りの山の貴婦人を追い求めてウロチョロ。真っ青の青空を背景に満足。
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オオヤマレンゲ(大山蓮華)は、モクレン科モクレン属に分類される落葉広葉樹の低木の1種。

                       記

【山行日】2018年6月13日  (晴)                                         
【山行先】祖母山(17566m):竹田市
【山行者】単独 
【行動コース】神原登山口P(4:30)~5合目小屋(5:10/5:20)~山頂まで2.2Km地点(6:00)~いのちの水(6:55)~国観峠(7:20/7:30)~祖母山(8:20/9:10)~9合目小屋~メンノツラ分岐点(10:10)~神掛岩&メンノツラ越分岐点(11:50)~5合目小屋(12:30)~神原登山口P(13:00)
【行動時間】8時間30分(休憩時間含む)
【行動記録】
1)神原登山口から祖母山まで
 13日の15時までに自宅に戻るとの約束があり、前日から神原登山口で車中泊する。12日は19時過ぎから就寝。いつの間にかぐっすり寝ていた。途中2度程起きたのだが、その時空を見るとなんと満天の星に感動する。
 午前3時起床。登山準備、朝食を済ませて午前4時半スタート。まだ夜が明けないのでヘッドランプを着用し5合目小屋を目指した。
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ヘッドランプの灯りに白い物が浮かんで来た。キヨスミウツボ(清澄靫)であった。
 過去、この時期にミヤマコナスビとクモキリソウを見ていたので注意しながらゆっくりと歩く。
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薄暗くても黄色の花は目立つ。早速にミヤマコナスビ(深山小茄子)に出会った。嬉しいの一言。
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目の高さの位置に咲いていたので簡単にゲット。ウリノキの花は今季2回目。
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5合目小屋付近で再びミヤマコナスビ(深山小茄子)に出会う。残念ながらクモキリソウは出会い叶わずであった。
 5合目小屋で衣服調整とトイレ休憩。昨日腰の痛みを感じていたのだが、今日は痛みもなく問題なさそうだった。
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祖母山頂まで2.2Km地点。
午前6時になるとすっかり夜は明けている。そして空は青空が確認できた。
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シソバタツナミ。
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葉の裏側を確認すると紫色だった。
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いのちの水。登りが続くも意外と涼しく息を切らすこともなく殆んどなかった。それでも水は結構飲んでいた。
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国観峠に着くとひと安心。今日の祖母山は稜線がはっきり見え気持ちが良かった。
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祖母山到着。先ずは着替えを済ませてからコーヒータイム。
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山頂に咲いていたミヤマキリシマ。
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祖母山でミヤマキリシマ楽しめてラッキー。
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次は山の風景。馬の背から池の原、大障子岩へつながる縦走路。
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根子岳と阿蘇山。
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山頂付近に咲いていたオオヤマレンゲ。今日はこの花を見るために祖母山に足を運んだ甲斐があった。
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山頂のオヤマレンゲは開きかけの状態なので、9合目小屋付近のオオヤマレンゲを楽しむ事にする。

2)9合目小屋付近のオオヤマレンゲ観賞
 9合目小屋にザックを下ろして群生地のオオヤマレンゲを楽しむ。
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 オオヤマレンゲを満喫したので下山路はメンノツラ越から5合目小屋に向かう事にした。

3)メンノツラ越から5合目小屋&神原登山口。
 神掛岩コースからメンノツラ越で祖母山に登ったのは過去一度だけ。このコースで下山したいと思っていたので、今日実行に移す事にした。
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祖母山に別れを告げる。
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この地点がメンノツラ越で神原に進む登山道である。ここから一気に小松尾根の急登を降る。
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メンノツラ沢コースと尾根コースの分岐点。
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登りで一度このコースを歩いているのだが降りになると少々不安。テープを探しながら緊張の連続、漸く1回目の虎ロープの地点に着く。ここまではなんとか道迷いもなく辿り着くことが出来た。尾根は結構荒れているので歩きづらい。
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2回目の虎ロープの地点。
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3回目の虎ロープの地点。ここの岩場は鮮明に覚えていた。
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神掛岩とメンノツラ越の分岐点。ここに着きホットした。ここからは数回歩いているので心配無用。
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神掛岩まで行く気力はないので傾山系を眺めて5合目小屋に向かった。
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ヒメシャラの群生地。このような樹林地帯を歩くと心が和む。
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山芍薬の群生地。来年は山芍薬を楽しみたいなぁ。
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この小さい花の名前は?ツクシガシワ(筑紫柏)。ツクシガシワ, ガガイモ科 カモメヅル属. 山地の林下などに生える多年草で、高さは50 ~100センチ。茎の先はつる状に伸びる。
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葉の形はこのような形状。
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最後はヤマアジサイで締めましょう。

《一口メモ》
 祖母山のオオヤマレンゲを見ることが出来たので心浮き浮き。そして、神原登山口から周回コースでらメンノツラ越で下山したことが大きな収穫だった。

                                          以上

# by tinnan1515 | 2018-06-13 17:40 | 山歩き | Comments(6)

園芸を楽しむ!

2018年6月12日   火曜日(晴)

 二日間続けて体を動かしていなかったので、午前中、花の手入れ、剪定、花の苗植えをおこなった。せっかく晴れたので里山歩きでもと思ったのだが、日曜日の大掃除で思ったより腰にダメージを受けていたので園芸で体を慣らすのが精一杯だった。

 庭の花も梅雨時期になると根腐れが起り,枯れ出す花が出始めてきた。そんな中、紫式部の小さな花が咲き始めていた。
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ムラサキシキブ(紫式部)はシソ科の落葉低木である。日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培される。

 さて、お山の事になるが今気になっている花はオオヤマレンゲ。祖母傾情報を見るとオオヤマレンゲは6月4日頃に開花したとの情報。現在1分咲きで今月中旬以降見頃。そして開花はここ20年で最も早いとのことであった。
 こうなると血が騒ぎ出す。森の貴婦人に会いに行かなくては。

《ことわざ慣用句の学習》
●中らずと雖も遠からず
●当たるも八卦当たらぬも八卦  
●彼方立てれば此方が立たぬ
●悪貨は良貨を駆逐する
●圧巻


《日本名言名句の辞典》小学館
1、人の生死・一生
“生命”
21)人の命は、皆前世の業によりて、産るる時に定め置つる事にてありけるを、人の愚にして知らずして、今始めたる事の様に思ひ嘆くなりけり。
*『今昔物語』(十二世紀初)                                  
●人の命は前世の業によって生まれる前から定まっているのに、人は愚かにも、今だしぬけに死がやって来たように思って嘆くのであるの、意。

22)人の命に増す物は無きに、由無く猛き心を見えむとて死ぬる、極めて益なき事なり。
*『今昔物語』(十二世紀初)    
●「由無く」は、いわれもなく、うかつに、の意。「益なし」は、無益である、つまらない、の意。勇敢さを人に見せようとして死ぬのは、無益なことだ、の意。

23)生命は力なり。力は声なり。声は言葉なり。新しき言葉はすなわち新しき生涯なり。
*島崎藤村『藤村詩集』(明治三十七年)    
●新しい詩歌の時を告げる若々しい高揚した宣言。

《漢字の学習》
【知らないと恥をかく間違いやすい漢字】 やくみつる  著 
【第2章応用編】知っていたら自慢できる漢字
●漢字二字の植物です。それぞれの読み方は?
1)糸瓜  2)小豆  3)独活  4)南瓜  5)桔梗  6)胡麻  7)杜若
8)羊歯  9)木瓜  10)五加  11)土筆  12)団栗  13)合歓  14)翌檜
15)忍冬  16)竜胆

【解答】
1)へちま  2)あずき  3)うど  4)かぼちゃ  5)ききょう  6)ごま
7)かきつばた   8)しだ   9)ぼけ  10)うこぎ  11)つくし  12)どんぐり
13)ねむ  14)あすなろ  15)すいかずら  16)りんどう

《今日の小さな歓び》
今月3冊目の本読了。

                                      以上

# by tinnan1515 | 2018-06-12 14:40 | 思いのままに綴る日記 | Comments(0)

椿象(カメムシ)と読むとは!

2018年6月11日   月曜日(雨)

 二日連続の雨に少々うんざり気味であったが、昨日の肉体労働には骨休みになった。心身共順調に回復している。天候が回復すれば直ぐにでも山歩きに出かけたい意欲も湧いてきた。

 さて、雨の日にする事は読書か囲碁観戦。おっとその前におさぼりしていた室内掃除をおこなう。掃除が行える時は過去の経験から精神状態が良好なのである。 お陰様で読書にも珍しく集中できた。


《自宅の花》
 15時過ぎに漸く雨があがる。サルビアの花には雨の水滴が付着していた。
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しゅくこんサルビア?

《ことわざ慣用句の学習》
●頭でっかちの尻すぼみ  【類句】竜頭蛇尾
●頭の上の蠅も追われぬ  
●頭の黒い鼠
●頭禿げても浮気はやまぬ
●新しい酒は新しい革袋に

《日本名言名句の辞典》小学館
1、人の生死・一生
“生命”
18)人の命は、雨の晴れ間をも待つものかは。
*兼好『徒然草』(十四世紀前半)                                
●人の命は、雨の晴れ間を待ってくれるものだろうか。歌人登蓮法師が、雨中、歌語「ますほの薄、まそほの薄」の意味を知っている人を訪ねようとしたのを、「雨やみてこそ」と引き止めた人に言った言葉。続けて、「仏道に入り、悟りを得るためのきっかけも、これと同じようなせっぱつまった気持ちで求めなければならない」と述べる。同じ話を載せる鴨長明の「無名抄」には、「命はわれも人も、雨の時間などを待つべきものかは」とある。

19)命有る者は、命を以て財とす。
*『今昔物語』(十二世紀初)    
●命あるものは、何といっても命が大切。

20)此の身は此れ水の沫なり、命は亦朝の露なり
*『今昔物語』(十二世紀初)    
●「水の沫」「朝の露」は、いずれも、すぐに消えてしまうはかなあいもののたとえ。

《漢字の学習》
【知らないと恥をかく間違いやすい漢字】 やくみつる  著 
【第2章応用編】知っていたら自慢できる漢字
●漢字二字の生き物です。それぞれの読み方は?
1)家鴨  2)烏賊  3)海豚  4)雨虎  5)蝸牛  6)椿象  7)公魚  8)水母
9)栄螺  10)軍鶏  11)馬陸  12)孑孑  13)雲雀  14)時鳥  15)百足  16)土竜


【解答】
1)あひる  2)いか  3)いるか  4)あめふらし  5)かたつむり  6)かめむし
7)わかさぎ   8)くらげ   9)さざえ  10)しゃも  11)やすで  12)ぼうふら
13)ひばり  14)ほととぎす  15)むかで  16)もぐら

《今日の小さな歓び》
 椿象の漢字をやっと覚える。
椿象(カメムシ)と読むとは!_e0272335_1642478.jpg


                                           以上

# by tinnan1515 | 2018-06-11 16:10 | 思いのままに綴る日記 | Comments(0)