午前4時過ぎに目が覚めたのでラジオをつけると、北海道で地震があり震度6強と放送されていた。このニュースにはビックリ。台風が過ぎ去ったかと思えば、今度は地震と言うことで日本列島は災難続きである。
さて、今朝起きると体調がすこぶる快調だったので山歩きに出掛けることにした。近場の山でしかもお花も楽しめる山は? そうだスズムシバナが見られる霊山があるではないか。と言うことで急に山歩きを計画した。
今季スズムシバナは一度見ていたがなんとなく物足りなさを感じていた。でも、今日のスズムシバナを見て大満足である。
記
【山行日】2018年9月6日 (晴のち曇)
【山行先】霊山(610m):大分市
【山行者】単独
【行動コース】正面登山口P(10:50)~霊山(11:35)~三角点地点~第2展望台(11:45/12:15)~南登山口(12:45)~車道歩き~正面登山口P(13:20)
【行動時間】2時間30分(休憩時間含む)
【行動記録】
今日の霊山へのコースは正面登山口から南登山口に降りる周回コース。したがって出発地は霊山寺からとした。
大分県霊山自然環境保全地域の説明。この地域には大分県に特有のオオイタサンショウウオが生息しているとの事。
ここには種田山頭火の句碑があります。
「しぐるるやしぐるる山へ歩み入る」
ワルナスビ(悪茄子)はナス科の多年草。ワルナスビという名前通りほめられたところのない厄介な外来種です。茎や葉には鋭い棘があり、実には毒がある。さらにこの上なく強い繁殖力。見かけたら要注意!
この地点が登山口でここから山路歩きとなる。
登山口から5合目まで歩いてきたが、この間一気に汗が噴き出してくる。また、虫にはまとわりつかれし散々だった。
9合目に到着。この地点が南登山口への分岐点。山頂まではひと歩きである。
霊山(大分百山)に到着。
霊山の三角点はここに。地図上の山頂596m。
第2展望台に着き昼食タイム。その前に展望台からの眺望は。
大分市の市街地を眺めるも今日の光景は霞んでいた為、心が弾む事はなかった。
昨日登った由布岳もご覧の通り。このあとツクツクボウシの鳴声を聴きながらお握りを食べる。
山頂にはホソバシュロソウが咲いていた。そして、この花も。
ヒオウギは植栽の様な?この後南登山口に向かった。
霊山山頂周辺に咲いていたサイヨウシャジン(細葉沙参)。キキョウ科の多年草。
南登山口に向かう。
このコースは数回歩いているので、馬頭観音菩薩があったことを思い出した。
見事なヤブランであった。ヤブラン(藪蘭)は、キジカクシ科ヤブラン属に属する多年草。
霊山南登山口に降りつく。ここから車道歩きとなる。
霊山寺まで2㎞。今日の目的の花はどこに咲いているのか楽しみであった。
霊山寺まで1㎞地点まで歩いてきたがスズムシバナはなかった。以前一度だけ見ていたのだが場所を失念していた。
少々不安を抱えながら歩いていると紫の花が目に付いた。良く見るとそこはスズムシバナの群生地だった。スズムシバナの群生を見るのは初めてだったのでもう大感激。
スズムシバナ(鈴虫花)はキツネノマゴ科の花。
たっっぷりとスズムシバナを楽しみ心浮き浮きで登山口に向かった。
?
霊山のスズムシバナを見たくて急遽計画した2時間半の山歩きは充実したものになった。登山口にゴールイン。
《一口メモ》
楽ちんの山歩きも楽しい。
以上
# by tinnan1515 | 2018-09-06 19:45 | 山歩き | Comments(0)