山に癒されて

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2017年 10月 10日 ( 1 )

 日本にはツリフネソウ、 キツリフネ、ハガクレツリフネ、エンシュウツリフネの4種類が自生するそうだ。自分はエンシュウツリフネの存在を知らなかったのだが、山沢周平さんのブログ『山心・花心・湯心』でエンシュウツリフネの花を拝見させて頂いた。これをきっかけにずっとチャンスを伺っていたのだが、漸く機が熟したので津江山地の山に登る事にした。
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ツリフネソウ科ツリフネソウ属のエンシュウツリフネソウ(遠州 釣舟草)※本種は葉の下に隠れるように花をつける。
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分布域:本州(東海道)、九州(大分県)、津江山地,玖珠丘陵地・山地,九重火山群。

                         記

 御前岳&釈迦岳の山行日は10月10日なので、前日の9日に御前岳の登山口で車中泊。と言う事で9日は移動日、少し早目に自宅を出て花散策をする事にした。目的の花はムラサキセンブリだった。
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由布岳を背景にハバヤマボクチ。
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ヒゴタイがまだ咲いていたのでラッキー。
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一輪のみ開花。
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こちらの株も一輪。
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今回も少し早かった。でも開花が見られたので良しとしましょう。
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ウメバチソウはかなり咲いていた。
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イワギクだったら嬉しいのだが?

【山行日】2017年10月10日  (晴れ)                                         
【山行先】御前岳(1209m)&釈迦岳(1230m):大分県日田市前津江
【山行者】単独
【行動コース】シオジ原生林登山口P(5:30)~御前岳(7:00/7:10)~釈迦岳(8:10/8:20)~シオジ原生林登山口P(10:30)
【行動時間】5時間00分(休憩時間含む)
【行動記録】
 前回の車中泊では少しばかり肌寒さを感じたので、今回はしっかりと着込んでシュラフの中に潜り込んだのだが、余りの暑さに目が覚めてしまった。夜空を見上げると星は出ているのだが満天の星を眺める事はできなかった。
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車中泊した場所。下山後撮したので空は素晴らしい青空になっていた。
今日は早めの午前5時半スタート。うす暗い中をヘッドランプを装着して歩く。明るくなってスタートすれば良いのだが、もし、エンシュウツリフネに会えなかったら渡神岳も考えていたのでついつい早くなってしまった。
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駐車場は東屋の建物と御前岳湧水の説明板がある所。
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登山口の名称はシオジ原生林御前岳登山口。
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登山道入口から入山。まだ暗い中の山路歩きなので慎重に歩く。
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歩き始めてから30分程経過しただろうか?ふと白い花が目に飛び込んできたので近づいて見ると、この花がエンシュウツリフネの様だ。とりあえず撮して山頂を目指した。それにしてもこれで随分と心が軽くなった。
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次に出会った花は今季お初のジンジソウ。岩場に沢山咲いていた。もう気持ちワクワク。さらに進んでいるとなんとエンシュウツリフネの群落地があるではないか。空はもう明るくなっていたのだが下山時に観賞する事にし山頂を目指した。
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徒渉や階段状の急登を登り詰め午前7時御前岳着。展望を楽しみにしていたのだが空はガスに覆われ展望はサッパリだった。次に目指すは九州百名山の釈迦ヶ岳。青空が見える事を期待しながら縦走路歩きを楽しみにしていたのだが。
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御前岳の登山道は杣の里、源流の森のコースがある様だ。
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次に目指す山は九州百名山の釈迦岳。残念な事に幽玄の世界だった。
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そんな中でツルシキミの赤い実が心を癒してくれる。小さな蕾も出始めていた。
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展望も楽しめない中、釈迦岳までの縦走路を黙々と歩く。釈迦岳まで0.5Kmの地点に到達する。
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軽いアップダウンを繰り返しながら急登の鎖場に。ここを登りきれば山頂かなあと思いながら慎重に登る。
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午前8時10分釈迦岳着。周囲の光景は何も見えなく小休憩後下山開始。早くエンシュウツリフネを見たい一心であった。
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下山路では少しばかり花を楽しむ余裕も。キオンが登山道の脇に咲いていた。
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この花は初めて見る花、でも名前が分からなかった。
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ツルリンドウの蕾。先っぽの赤い蕾がとても可愛らしかった。
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カンアオイ?葉の斑模様に特徴があって面白い。
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こんな模様も。色々な植物を楽しみながら足取り軽くエンシュウツリフネの咲く群落地に。
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登り時に出会ったエンシュウツリフネの咲く群落地でゆっくりと観賞。花には水滴付着していたが夜露だろうか?
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葉の下から吊り下がっている形がなんともユーモア。
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花の色合いも微妙に違う様だ。心ゆくまで観賞したかったのだが1匹のスズメバチが飛来してきたので慌てて退散する。
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次が岩場に群落していたジンジソウ。今季お初は嬉しいものである。
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ジンジソウの花の形も特徴がある。花の形が「人」の字に似ていることが、「人字草」の名の由来との事。
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ここの徒渉地点を過ぎると今朝出会ったエンシュウツリフネがある場所。枯れ木で目印をしていたので分かる筈だ。
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今朝暗い中で見たエンシュウツリフネにあらためて感激。
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しっかりと目に焼き付けておきましょう。
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「ハチ」注意の標識。大いに助かりました。意識する、しないでは大きな違い。
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下山道にツリフネソウが。エンシュウツリフネとの違いが良く理解出来ました。
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下山後、山頂を見上げると青空が見え始めていた。

《一口メモ》
 2012年以来の御前岳と釈迦岳であった。あの頃は花には余り興味を示さなかったが今ではすっかり花の虜になってしまった。今日はエンシュウツリフネを見ることが出来良き一日となる。

                                                 以上
 

                                             
by tinnan1515 | 2017-10-10 19:13 | 山歩き | Comments(4)

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