石丸謙二郎の山カフェを聞いていたら、10月3日は登山の日である事を知り得た。こうなると山に登りたくなる。でも、昨日阿蘇山に登っているので簡単な山登りが出来る山を検討していたら、花散策も兼ねての山が思い浮かんできた。その山は鳥屋城跡(城山)である。
1)神角寺渓谷での花散策
今季、神角寺渓谷で咲き始めのキバナアキギリを観察していたのだが、その後の開花状況を見たくて、鳥屋城跡(城山)に登る前に花散策をする事にした。
神角寺渓谷のキバナアキギリは車道の両脇に群生していた。これ程咲き誇るキバナアキギリを見たのは初めてtであった。
今が見頃なキバナアキギリ。独特な花の形だが美しいね。
キバナアキギリはシソ科アキギリ属に分類される多年生、草本の植物。 別名はコトジソウ。 本州から九州の山の木陰に生える。
アキチョウジも咲いていた。アキチョウジ(秋丁子)はシソ科の多年草。
2)鳥屋城跡(城山)山行
最近、ブログにコシオガマがアップされる様になってきた。こうなると花の虫が騒ぎ出す。いつコシオガマを観察に行こうと思っていたところチャンスが訪れた。数年前、鳥屋城跡(城山)登山口でコシオガマを観察していたのであるが。
登山準備を済ませてコシオガマを探すも、草刈りが行われおりコシオガマとの出会いは叶わなかった。やゃ意気消沈しながらの山歩きとなる。
登山道を歩き始めると木の名前を記したネームプレートが木に吊るしてあった。キブシの花の写真である。
鳥屋城登山口の標識がある地点まで歩いてきた。これより先でセンブリが見られるはずと思い慎重に歩く事にした。
次に見た木の名前はコハウチワカエで。初めて知る木の名前だった。
センブリは見つからず木の名前に興味が湧いてきた。コバノガズミは赤い実を付ける様だ。
コツクバネウツギ。それにしても木の名前は殆ど知らないのだが、この機会に少しは覚えることができるかなぁ
ウスゲクロモジ。全くお手上げ状態である。
イタヤカエデ。
ウリカエデ。カエデの仲間もいろいろある様だ。
今度はリョウブ。なかなか前へ進まない。
やっと知っている木の名前のお出ましだ。エゴノキの花は良く見ているからね。
ヒサカキは知っているよ。
ヤマザクラはOK。
ヤブムラサキの花は見たことがあるような?
紅葉が始まっていたこの木は?
ソヨゴの赤い実。
ネジキの花は知っていたよ。
ツクシシャクナゲは知っていますよ。
アカガシか。ただのカシではないのだ。
コナラ。
やっと中間点に辿り着く。
ヤマボウシの花は良く見るよ。
アセビの花も良く見かけるよね。
ヤブツバキの花はお気に入りの一つ。
ウラジロガシ。
シキミはよく知っているよ。お墓に供える花だからね。
モミジではなくイロハモミジと云うのか。
ネズミモチ。聞いたような名前だった。
野鳥の巣箱も設置されていた。
ナナカマドは知っているのだがナンキンナナカマドと云うのか。
シラキ。全く知らない名前だった。
鳥屋城跡まであと100m地点。
物見櫓跡地。
ヤマウルシ。ヤマウルシの花を見てみたいなぁ。
シロダモ。
コウヤボウキ。今日はコウヤボウキが咲いているのを期待しているのだが。
やっと鳥屋城跡に到着。
サンショウ。葉っぱを千切って匂うと独特な香りだった。
登山口で見られなかったコシオガマが鳥屋城跡に咲いているのには吃驚。この花を見ることが出来たので一気にテンションがあがる。
コシオガマは(小塩竈 )はコシオガマ属の一年草。
鳥屋城跡本丸跡でコシオガマとの出会いに感謝。
次に向かった先は城山(774.1m)。ここに立つのは久し振りだった。
山頂にはシコクママコナが咲いていた。
コウヤボウキはまだ小さな蕾だった。
さらには、今季おはつであるツルリンドウを見ることが出来た。
ツルリンドウ(蔓竜胆)は、リンドウ科ツルリンドウ属の多年草のつる植物。
この後、展望所に向った。展望所からの眺望は空が霞み期待外れであった。
展望所にもツルリンドウが咲いていた。
リンドウを愛でた後、下山開始。登山口着13時15分。行動時間は1時間45分だった。
《一口メモ》
鳥屋城跡でコシオガマとの出会いは嬉しかった。
以上