2019年4月19日 金曜日
オキナグサとシロバナエンレイソウを見たくて、熊本県高森町にある清栄山、宮地嶽、らくだやま公園を歩く事にした。そして、阿蘇野草園による事を楽しみにしていた。
シロバナエンレイソウとの出会いが叶いとても嬉しかった。
記
【山行日】2019年4月19日 (晴)
【山行先】清栄山(1006.3m)&宮地嶽(1010m):熊本県高森町
【山行者】単独
【行動コース】清栄山登山口(9:25)~清栄山(9:50/10:00)~宮地嶽(10:25)~休暇村途中まで~宮地嶽~清栄山(12:10/12:30)~清栄山登山口(12:50)
【行動時間】3時間25分(休憩時間を含む)
【行動記録】
清栄山と宮地嶽は初めて登る山。高森町の村山交差点の近くに『清栄山登山口へ』の標識がある。この標識を見て小道に入り黒岩峠を目指すことに。
清栄山登山道まで2.2㎞の標識を確認しホットする。
清栄山登山口に到着。清栄山まで25分である。
黒岩峠登山口から高森峠への九州自然歩道がある事を知る。
ジロボウエンゴサクは沢山咲いていた。
この白花のスミレはヒゴスミレ。
あっという間に清栄山に到着。目前に根子岳が聳え立っていた。
そしてこちらは阿蘇五岳。この時点で阿蘇山が噴火した事は知らなかった。このあと宮地嶽に向かう。
フデリンドウはあちこちに咲いていた。
宮地嶽とその向こうには根子岳。
あっという間に宮地嶽に到着。
宮地嶽山頂から清栄山を眺める。
こちらは根子岳。
山頂には沢山のキスミレが咲き誇っていた。美しいね。それにしても目的の花との出会いはなかった。もう少し歩いて見るか。
休暇村に向かう登山道を歩き宮地嶽を振り返る。
九州自然歩道が休暇村まで延びている様だ。
あっ!シロバナエンレイソウだ。やっと出会いが叶った。こちらまで足を運んで良かった。
一株だったが嬉しいね。
九州自然歩道をかなり歩いてきたがここで宮地嶽に引き返す事に。
行きの時は気がつかなかったのだが、帰路で新たなシロバナエンレイソウ見る事ができた。ここには沢山のシロバナエンレイソウが咲いていた。
ミヤマエンレイソウ(深山延齢草 )は、ユリ科の多年草。別名、シロバナエンレイソウ(白花延齢草)。
太く短い根茎から、高さ20-40cmの茎が1本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。
今日はシロバナエンレイソウに会えて感激!
清栄山に戻ってきて休憩タイム。
下山時、フデリンドウを愛でて無事ゴールイン。
《らくだ山公園》
月回り公園の食事処でざるそばを食べてらくだ山公園に行く事にした。清栄山と宮地嶽ではオキナグサを見る事が出来なかったのでらくだ山公園に期待を寄せていた。
月回り公園の駐車場に車を停めてここからスタート。標識に従い進む事に。
一人静が咲いていた。
あっ、この葉はオキナグサでは?
キョロキョロしながら歩いていると仏舎利塔に着いてしまった。オキナグサはまだ早かった様だ。
らくだ山の説明。
雄大な根子岳を目前で見る。根子岳にまた登らなくては。
こちらは阿蘇山。噴煙が上がっているような。
らくだ山の岩峰。
近くで見るとこんな感じ。
この辺りで引き返す。
一輪のヒゴスミレ、可愛いね。
オキナグサの葉を見ながら駐車場に向かった。
《阿蘇ビジターセンター・阿蘇野草園》
帰路、阿蘇ビジターセンター・阿蘇野草園に寄り花散策。今回はどんな花に会えるか楽しみだった。
天皇陛下行幸記念石碑・阿蘇野草園
最初の花に出会った花はヤマブキソウ。黄色なので良く目立ちます。
ヤマブキソウを初めて見たのは仰烏帽子山だった。あの時の感激は今でも忘れられない。。
あっ!サクラソウが咲いている。今季お初だったので嬉しかった。
イチリンソウもいっぱい咲いていた。
ニリンソウを見たのはこの株だ一つ。又もや今季お初だった。
シロバナエンレイソウは午前中に見ていたので感激度は今一つ。
次はムラサキエンレイバナを見たいと勝手な思い。笑
ラショウモンカズラも見る事が出来た。ラショウモンカズラ(羅生門葛 )は、シソ科ラショウモン カズラ属の多年草。
ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)も咲いていた。
これから山中で見るツクシシャクナゲが楽しみである。
イイネ。
ヒゴイカリソウも見る事ができた。
福寿草も咲いていたよ。
葉っぱの下を覗くとタイリンアオイ(大輪葵)の花が咲いていた。ウマノスズクサ科 カンアオイ属。
一人静。ヒトリシズカ(一人静)は、センリョウ科 チャラン属の多年草。
阿蘇野草園で色々な花を楽しんで南阿蘇ビジターセンターに戻ってくると阿蘇山上に白い噴煙が立ち込めていた。
《一口メモ》
清栄山&宮地嶽&らくだ山公園&阿蘇野草園での花散策を存分に楽しむ事ができた。
以上