川端康成の『波千鳥』を読みたくて!
2018年9月24日 月曜日(雨)
今日は中秋の名月であるが生憎の雨で曇り空。満月は見ることができない様だ。中秋の名月で思い浮かんで来ることは薄と団子である。でもそのような風情を楽しむ心の余裕もなく、牡丹餅だけはしっかりと食べた。
《自宅の花》
昨日、名水茶屋で秋明菊(シュウメイギク)の白花を見ていたのだが、今日は自宅に咲いていたピンク色の秋明菊一輪を楽しむ。
赤、白、黄色の彼岸花が偶然にも一緒になり環になっている。
《読書》
『波千鳥』を読みたくて本を借りに図書館に行く。今回は間違えることなく目的の本を借りることができた。
「千羽鶴」の続編「波千鳥」の執筆の取材のため、川端康成はその小説の舞台の一つである久住を訪れたとの事。
1)新潮現代文学 1、古都・眠れる美女 川端康成 著
2)女のいない男たち 村上春樹 著
『騎士団長殺し』『バースデイ・ガール』に続き3冊目となる。暫くは村上作品を読み続けたいと思っている。
《ことわざ慣用句の学習》
●男総身に知恵が回りかね
●大風の吹いたあと
●傍目八目
●起きて半畳寝て一畳
●屋烏の愛
《日本名言名句の辞典》小学館
1、人の生死・一生
“死”
139)死ハ一切ヲ打チ切ル重大事件ナリ。奈何ル官権威力ト雖此ニ反抗スル事ヲ得ズト信ズ、余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス。
*森鴎外『遺言」大正十一年七月六日、死の三日前に、友人の賀古鶴所に筆記させた遺言の一節。
140)死をおもうとき むねをすいこまれるようにかんずるなら あなたはかなしみのひとであります。
*八木重吉『断章」(大正十四年7)
141)久しい昔より男子の心にはいのちをかけてゆく思ひがあった。名のないいくさきへ、敗るる定命のもののために死すことさへ、一つの無情の悲願として、生命の太古より生きてゐたのであろう。
*保田興十郎『日本の橋」(昭和十四年)
●敗北の美学、死の美学を説いた文章。
《漢字の学習》
【こんな漢字・あんな漢字(上)】 著者:木村正男 発行:日本技能教育センター
3、まぎわらしい同音異義語・同訓異義語
●チェックテスト5 次の□にあてはまる漢字を下の( )の中から選びなさい。
1)強風を□して出かける。 (浸 冒 犯)
2)面の皮が□い。 (熱 暑 厚)
3)出費が多くてふところが□む。 (痛 傷 悼)
4)お高く□る。 (止 留 泊)
5)円をドルに□える。 (替 代 換)
6)□くなったパンを食べる。 (硬 堅 固)
7)失礼□まる話だ。 (究 極 窮)
8)保険加入を□める。 (勧 薦 進)
9)この役職に□いて十年になる。 (着 就 付)
10)オーケストラの指揮を□る。 (執 捕 採)
【解答】
1)(冒) 2)(厚) 3)(痛) 4)(留) 5)(替) 6)(固)
7)(極) 8)(勧) 9)(就) 10)(執)
《今日の小さな歓び》
BSプレミアム放送でワイルドライフを観たこと。
以上
by tinnan1515 | 2018-09-24 17:15 | 思いのままに綴る日記 | Comments(0)