市房山登頂に向けて23日の午後5時20分自宅を出た。目的地は西米良の村双子キャンプ場だった。今回も目的は田中陽希さんとの出会い、そして九州百名山市房山の踏破だった。
7合目の標識に”いい事ありそう”と書かれていたので張り切って山頂に向かったのだが。
記
【山行日】2015年12月24日 (晴れ)
【山行先】市房山(1721m)
【山行者】単独
【行動コース】西米良市房登山口(7:45)~2合目(8:28)~3合目(8:43)~4合目(9:20)~5合目(9:38/9:50)~6合目(10:09)~造林小屋(10:20)~8合目(11:05)~9合目(11:35)~市房山(12:15/13:10)~造林小屋(14:00/14:05)~4合目(14:37)~2合目(15:00) ~西米良市房登山口(15:20)
【行動時間】7時間35分(休憩時間含む)
【行動記録】
西米良村双子キャンプ村で車中泊し夜が明け切らぬ内に、5合目下の登山口に向かったがなんと途中で工事中のため通行禁止。さて、弱ったなと思いながら1合目から登る事にした。
バス乗り場市房登山口の駐車場からのスタートとなった。予定時間7時を想定していたのだが手間どってしまった。
登山届に記入を済ませ、未知の山に登るためか緊張感が増していた。さらには、陽希さんに会えるのではとの期待感も膨らんでいたのだが。
市房山登山道の標識を確認しながら防獣ネット沿いに登る。
植林地帯の登山道を歩きながら、このコースは危険度は差ほどないが体力を要することが浮かんできた。
登山口から歩き始めて40数分経過。漸く山歩きが馴染んできた。
遥か彼方に見える山が市房山?空は青空で良好な登山日よりだった。
前方に林道が見える地点を歩きながら、あの林道を走れば5合目下の登山口に着くはずだと思いながら5合目を目指した。
徐々に高度を上げながら3合目を通過。標識には”自信がついた”と書かれていた。約1時間歩いたので体もそれなりに対応している様だった。
舗装道を歩くコースも。
市房山の斜面がなだらかに見えたのだが。
林道に飛び出してきた。
証拠写真を1枚。
4合目まで無事辿り着く。次は5合目の登山口なので力が入ってきた。
自然林の登山道はやはり心地良い。
防獣ネット沿いの登山道はカヤが生い茂っていたが、この時期は枯れているので助かった。
市房山に段々と近づきつつあるがまだ5合目に未到達。
5合目下の登山口に到着。所要時間約2時間。ここまで車で来ることができていれば楽であったのだが。簡易トイレは助かりました。
5合目に向かう登山道。
5合目の中間地点。この地点から陽希さんのことが頭に浮かんできたた。
登山道と作業路が重複しているとの事。作業路を歩きました。
6合目には”ぼちぼち歩こう”と書かれていた。さすがに足取りが重たくなってきた。
要所要所に登山道の標識があり道迷いは心配しなくても大丈夫。
造林小屋に到着。自分のイメージしていた小屋とは違って新設されて間もない様な造林小屋だった。トイレも休憩所も綺麗に整備されていた。
馬酔木地帯を歩きながら8合目を目指すが何度も何度も立ち止まる回数が増えてきた。7合目の標識に”いい事ありそう”と書かれていたことに暗雲が漂い始めていた。山頂に着くまでに陽気さんと会えるのではないかと期待していたのだが、どうやら今日は会えそうにない予感がしてきた。
8合目。”何事もやればできるぞ” そうだ!そうだ!兎に角挑戦しなくては。それにしても段々ときつくなってきた。
9合目に着き”恵みの泉”を確認する。渇ききった喉を潤すのにはベストである。
山頂までひと頑張りどころかなかなか足が進まなかった。
山頂に着くと登山者の方が一人もいない市房山の山頂。自分の思惑が見事に外れた事を思い知らされた。前日までは確か今日が登頂予定日だった筈なのだが、明日に変更になっているのか。昼食を取りながらしばし市房山の山頂から周囲の山々を見渡すが山の同定ができない知識不足。それにしてもPM2.5で山の稜線が霞んでいるのが残念だった。
山頂に祀られていた山神様。
今日は陽希さんに会いたい一心で市房山に登られたことに感謝。九州百名山も頓挫していたが少しは心が騒ぎ出してきたようだ。さあ!登って来た西米良村コースを再び歩こう。
山頂に咲くアケボノツツジはさぞかし美しい事だろう。
市房山登山無事に完了。今日の市房山で2015年度の九州百名山登頂は13座になった。この後、西米良温泉「ゆたーと」に向かった。
《一口メモ》
陽希さんが市房山に登ることで、今回は九州百名山の一つを登頂することができた。今回は日程にズレが生じお会いできず残念であったが、米良三山一つに登れて楽しかった。
以上