食料品の買物を終えて自宅に戻ると10時40分。昨日は自宅でのんびり過ごしたが、今日は朝から絶好調である。里山歩きであれば十分時間がある。それに余りの好天気に自宅で過ごすのはもったいないという事で里山歩きに出掛けた。 里山は3月3日に登った白石山である。
下山時に見ることができた山桜の大木。少し葉もでかけていたが満開見頃であった。
記
【山行日】2015年3月26日 (木) 晴れ
【山行先】白石山 (1720m)
【山行者】単独
【山行コース】
田中公民館P(11:10)~白石山(12:20/12:40)~田中公民館P(14:40)
【行動時間】3時間30分(休憩時間含む)
【行動記録】
田中公民館に向かっていたが遮断機が降りて一旦停止。線路沿いに咲いている菜の花が美しいのでいつかは列車を背景に写真を撮ろうと思っていたが偶然チャンスが訪れた。
日豊本線下りの貨物列車であった。”にちりん”であれば良かったのだが。
今日は田中公民館からのスタートであった。のんびりと山間の集落を歩きながら山野草を楽しむ。先ずはムラサキキケマン。
陽春を浴びていたウマノアシガタ。鮮やかな黄色が眩しかった。
山際の草むらにひっそりと咲いていたカキドオシ?。なんと素敵な色合いだろう。
ふきのとうの味噌を作るには開きすぎのようだ。
田中部落、山口部落を通過して右の道を行けばいつもの白石山への登山道にたどり着くのだが、今日はぶらぶら歩きで左の道を歩くことにした。前々からこちらの道を歩いてみたいと思っていた。この先には薮田集落があったと聞いていたのだ。
舗装された道を進むと可愛らしいスミレが咲いていた。淡い紫が美しい。
キランソウも山際に咲いていた。
薮田には人家はないのだがそれらしき所在地にはなかなか着かない。陽当りの良い曲がり角になんともうシャガが咲いていた。なんと素晴らしい模様だ。
山桜は満開だった。
椿も見頃だ。
歩き始めて約1時間で行き止まりの地点に着いた。なんとそこには軽トラックが停まっていた。農作業を終えて帰宅されるところだったが、お話をさせて頂きわかったことはここが藪田で2世帯の人家があったとの事。さらには男性の方のお父さんがこの地に住んでおられた聞く。そして、肝心のここから白石山への登山道の事をお尋ねすると昔はあったが、今は荒れていてどうかなあと云うことだった。ここで冒険心がもたげて歩いてみることにした。
確かに山路だが倒木で道は塞がれているところがあり、途中から山路歩きを断念し尾根に向かって歩くこと20数分。
白石山とトギシ山の縦走路に辿り着いた。この地点は中間地点のようだった。
白石山です。お握りを食べながら海を眺めるが霞んでいた。
下山中に素晴らしい山桜に遭遇した。なかなかの景観しかも山桜は大木であった。
あちこちに山桜が咲いているのだが写真を撮れるところは僅か。ここでは青空を背景に素晴らしい光景だった。
山中で独特な香りを漂わせるサカキの花。この時期にはどこの山でも香りを嗅ぐことができる。
今日見納めの山桜。実に素晴らしい。
里に降りるとなんと薊の蕾が。
タネツケバナ?
下山して今日歩いたコースを振り返るとあの尾根筋だった。
最後は菜の花を愛で里山歩きを終えた。
《一口メモ》
最初はぶらぶら歩きのつもりだったが、ついつい熱中した里山歩きになってしまった。里山ではあるが季節の変化がありとても楽しい。里山をこよなく愛し続けたいと思う。
以上