原尻の滝&岡城址&滝廉太郎記念館
2012年6月20日 水曜日 曇り
前回の自転車ぶらぶら旅で朝倉文夫記念館を訪問したのをきっかけに
今回は竹田市にある滝廉太郎記念館を訪ねた。
記
1.本日のコース
自宅発8:05~きよかわ道の駅10:30/10:50~原尻の滝11:30 /12:25~
岡城址~13:00/14:10~滝廉太郎記念館14:20 /14:50~川口自由堂15:15
自宅着18:05
①行動時間:10時間00分(見学、休憩含む)
②走行距離:118.72㎞
③所用時間:5時間55分39秒
④平均時速:20.0㎞
⑤最高速度:54.9㎞
2.行動記録
竹田までのルートは57号線と三重に出る502号線がありますが、今日は原尻の滝を
見るため502号線を走ります。尾平登山口までよく通る道路のなのですが自転車は
初めて、どのような風景が待ち受けているのか楽しみです。
ここの信号から326号線、三重町の中心部はもうすぐです。空は曇天で走りやすいの
ですが汗は滲み出てきます。
原尻の滝まで11km、岡城址までは16kmの案内板確認。きよかわ道の駅を
目指します。
祖母山・傾山山行時に必ずトイレ休憩する道の駅に着きました。神楽の里で有名な
きよかわです。
道の駅でヒメシャラとの出会い、山への思いがつのります。
清川の特産物桃を使用したももソフトです。300円、神楽餅は120円でした。
ももソフトの売店です。ソフトとお餅を食べ満足。原尻の滝までもう僅か。
私は、ここの交差点左の車道を通り尾平に行きます。
山間の里、川と橋のある風景に郷愁を感じます。雨で水の流れも勢いがありました。
土手に合歓の木の花が咲いていました。
目の前に原尻の滝はあるのですが寄り道ばかりでなかなか到着しません。
緒方三郎惟栄館跡です。後で知ることになるのですが岡城を最初に築いた人物とか。
緒方三郎惟栄を讃える詩です。この地に歴史に名を残す人物がいたとは。
この塔が目印です。
≪やっと着きました、原尻の滝≫
小一時間あっちうろうろ、こっちうろうろと瞬く間に時間が経ちましたが、自然の
贈り物を十分堪能しました。この間もちろん食事も済ませました。
水車と云えば朝倉の三連水車がお気に入りですが緒方にもありました。
岡城跡まで後4㎞、ここからの登りはさすがによたよた走行。
流石に滝廉太郎の故郷、道路沿いに粋な演出がなされています。
≪ついに辿り着きました、岡城跡≫
遠くに微かに見える山は阿蘇山系。
紫陽花を愛でながら本丸に向かいます。
絶壁の岡に周囲の川は難攻不落の山城。
箱根ユリの謂われ。一度開花したものを見てみたいですね。
大きなユリですね。
三代藩主の墓所を大船山の麓で拝見しましたが最近はご無沙汰です。
久住を背景に撮ってみました。
岡城跡の説明板です。
この場所から傾山・祖母山が見えます。ではご覧ください。
傾山から祖母山まで歩いたことが思い出された。
次は祖母山から傾山を歩いてみたい。山とかかわれた束の間の楽しみでした。
岡城天満神社の説明文の中に緒方三郎惟栄の名前が記載されていました。
詩碑の説明板。土井晩翠の直筆のようです。
荒城の月
春高楼(こうろう)の花の宴(えん)
巡(めぐ)る盃(さかずき)かげさして
千代(ちよ)の松が枝(え)わけ出(い)でし
昔の光いまいずこ
滝廉太郎氏は岡城址を思い浮かべ作曲したのですね。
この地を去り記念館に向かいます。
途中で山頭火、秋山巌版画館がありました。ここも見学予定コースでした。
山頭火の句碑です。
いかにも山頭火らしい詩でした。
実はこの建屋が但馬屋さんでした。後で知ることとなりましたが本日は休業で
楽しみにしていた休憩がなくなりました。
旧岡藩御用菓子司、但馬屋。文化元年(1804年)創業、なんと、創業二百余年、
大分県下一古い和菓子舗だそうです。
≪今日の主目的地、滝廉太郎記念館≫
例に倣って倣って屋内展示物は撮影禁止です。
ビデオを観て館内の展示物を説明していただく。廉太郎の父は高名なお方であった。
竹田の地が生んだ偉大な作曲家、荒城の月は永遠に人々の心に生き続けるであろう。
竹田にはもう一人有名な軍人、坂の上の雲に登場する廣瀬武夫をすっかり忘れていた。
時間も下がり撮影だけに、次の機会に。
お土産に但馬屋の”荒城の月”を買わなくては。
但馬屋の近くに行き但馬屋の場所を尋ねると今日はお休みとのことでした。
秋山巌版画館の隣とはここで気が付いたのでした。まさか休みとは…。
もう一つのお店、川口自由堂に向かいます。竹田駅の近くにありました。
先ず竹田駅に向かいます。岡城址を思わせる駅でした。塑像もいいですね。
川口自由堂さんです。”荒城の月”と”三笠野”を買いました。
お祖母ちゃんが美味しいと言って喜んで食べてくれました。
《一口感想》
竹田まで片道約3時間の自転車漕ぎも山と同じで登りは息を切らしながらペダル
を踏む。峠を越えると下りの爽快な気分が味わえる。その繰り返し。自転車は気軽
でどこにでも寄れるのが楽しい。
竹田の町も街中に入りとうすきの町に似た感じがする。やはり、城下町が同様な
雰囲気を醸し出すのだろう。たしか竹田の町も竹宵祭りが開催されていてる。うすき
と同じだ。
岡城址には何度か尋ねたが今回は見る角度が違っていた。年を取ったこともあるが
やはり、山登りを始めたのが原因だろう。今までは山の風景も見らずに素通りしていた。
ところが写真は撮るやらカメラアングルを考えたり、やたらの撮影 。人はこんなにも
変わるものか。
次のぶらぶら旅は大分県日田市にある咸宜園(かんぎえん)。江戸時代の先哲
広瀬淡窓を尋ねてみたい。
了
by tinnan1515 | 2012-06-20 21:24 | 自転車ぶらぶら旅 | Comments(0)